タイミング的に紅葉の時期をすっかり逸してしまいましたが、多少なりとも片鱗が残っていないかと思って山手から関内までぐるりと散歩。残念ながら、立地的に横浜は秋~冬の午後の散歩には不向きなんですね。
例によって山手~元町の丘を走るバスに乗って、まずは港が見える丘公園からフランス山公園へ。
港が見える丘公園は冬バラがキレイに咲いていましたが、残念ながらちょうど日が陰ってしまって写真映りは期待薄。全体的には青空が広がっているのにちょうど太陽のまわりだけ大きな雲の塊があって、しばらく日差しは期待できそうにないのでそのまま先へ。一方でフランス山公園は植生の種類の影響からか、キレイに色づいている木が略皆無。それでも元町駅の方まで降りて行くと数本ポツン、ポツンと黄色く色づいた木があったものの、アメリカ山の木々に遮られて日差しが届かず、これまた写真に不向き。
毎年キレイな色づきを見せる山下公園前の銀杏並木はさすがにほぼ全て落葉状態。山下公園のバラ園も冬バラがキレイでしたが、ビルに日差しが遮られているため晴天にも拘わらず全体的には灰色、どんよりした雰囲気で、これまた写真を撮る気になれず。また道路際には数本赤く色づいた木が見えましたが、こちらも日陰。寒々しい写真は好きではないので、これも素通り。
その後、県庁前はそこそこ黄色の銀杏の葉が残っていたり、また横浜公園の池まわりもそれなりに色づいた木が残っていましたが、やはりどこも日陰、どんより景色。
春から夏に歩いたときにはあまり気になりませんでしたが、横浜の港周りはそもそも北東に面しているため午後は日差しが差し込みづらく、僅かな日差しも高層ビルに遮られてしまうため「寒々しい」風景になりがち。もちろん夜になれば街の灯りがとてもキレイね、になるのですが、それまではなんとも散歩には不向きな残念な街になってしまうのだな、ということを実感しました。
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