横浜・川越・深川にある各「別院」へ行ったので、いざ本丸「新勝寺」へ!大きさ、立派さ等々、さすが総本山は別格でした。
・総本山はなにもかも大きい
・総本山はお庭も立派
・茶店かと思ったら割烹
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総本山はなにもかも大きい
深川に行った時も、その大きさにビックリしましたが、新勝寺はそれとも比較にならない広さと大きさ。山門が既に大きいし、本堂の広さ・天井の高さもビックリするほどで、さらに本堂以外のお堂や塔も多数あり、やはり総本山は別格というしか無い規模です。
本堂内ではちょうど御護摩焚きの時間だったので見学させていただきましたが、お経をあげながら火を焚いて、またお札を護摩焚きの火に翳す、という一連の流れは横浜などと同じ(当たり前?!)。ただ、お経の途中で参列者が次々と立ち上がって並び始めたのにはビックリ。
なんと、希望者は列に並んで順次財布やバッグなどを差し出すと、それを火に翳してくれる、というサービス(?!)でした(ツレは守り本尊が不動明王なので、自分のバッグをお願いして喜んでいました)。
他の別院と違ってこの本堂内は畳敷き。椅子では無いのが辛いのですが(要領のいい人たちは壁際の段差部分に腰かけていましたが、あれはどうなんだろう…?)、その分他には無いご利益が得られるのでは(多分)、と思いました。
総本山はお庭も立派
多くのお寺と同じ様に新勝寺も高台の縁にあるのですが、その右手に広がる窪地(になるのかな)に広がる「成田山公園」も、もちろん新勝寺の一部。
深い緑の中に3つの池、日本庭園、西洋庭園と噴水などなど、いろいろある広大な敷地(東京ドーム3個半、らしい)を占めていて、園内のあちこちに石塔や石碑,小さな祠などが点在しています。
結構道が入り組んでいて、また場所によって高低差もありますが、どこも自然豊かなので気持ちよく散歩が楽しめました。
そして、この公園と境内の境目あたりにあるのが「雄飛の滝」。林の中にあって、それほど大きなものではありませんがゴツゴツした岩に囲まれて、そこそこ立派。ですが残念ながら自然のものではなく塩原にある雄飛の滝を模したものだそう。さらに残念なことに水自体も自然の湧水ではなくポンプで流しているそうで、ちょっとガッカリ(だから夜は止まるらしい)。
またペアとなる「雌滝」も近くにあるらしいのですが、結局見つけられず。あとで調べてみたら雄飛の滝から左手に飛び石を伝って行った先にあった「コンクリートブロックを積んだ真四角の不思議なスペース」がソレで、しかも普段は水を流していないとのことでした…(そんなものを「滝」と言っていいのか?!)
茶店かと思ったら割烹
林の中なのでそこそこ日差しは遮られるものの、やはり暑いので甘味で一休み、と思って茶店(と思った)へ入ったのですが、卓には美味しそうな鰻重などのメニュー(しかも手書きらしきイラスト!)。そういえば成田山は鰻や川魚が名物らしい、ということを思い出し、ガマンできず、白焼重を発注。
外カリカリの中ふんわりで、蒲焼重とはまた違った美味しさを楽しみました。
ちなみに、箸袋を見ると「割烹 名取亭」の文字。そういえば簾で区切られた向こうに畳の広間があって趣があるね、と思ったのですが、その後店を出る時に、さらに奥手に個室のお座敷があることに気付きました。成田屋!の歌舞伎俳優サンも家族で訪れている様だし、遅ればせながらここは茶店や飯処ではなく割烹だった、と認識した次第。
そんな感じで、広い本堂でお参りして、護摩焚きのご利益をいただいて、公園内を散歩して、美味しいものを食べて一休み、という結構充実した成田山詣となりました。
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