朝起きたらあまりにも空が青かったのでガマンできず、散歩がてらに根岸森林公園へ。間違いなく真夏レベルの日差しの中、結構起伏に富んだコースではありましたが結構楽しんで歩くことができました。
今から公共機関で行ける公園はどこかな、とgoogleマップを眺めて思いついたのが根岸森林公園。家からは山手の方へ向かうバスに乗っていって、途中で降りて15分程歩けばよい、ということがわかり、さっそく出発。
バスが山手~元町へ続く高台へ登って暫く走り、途中下車。そこからはgoogleマップを頼りに根岸公園へ向かって歩き。
高台に見える巨大な墓地(根岸共同墓地)に向かって密集する家の間の細い道をくねくね下り、墓地の横をかすめるように再び登り、再び坂をおりきったところが根岸森林公園の北側入口。
横浜の中心、中区の閑静なエリアの高台にあり、自然の丘陵を活かした広大な芝生広場が最大の魅力です。 横浜有数の桜の名所で、春には桜山の美しい光景に圧倒されます。また園内の梅林には、70種280本のウメがあり、早春の散策を楽しむことができます。 他にもカエデやケヤキ、イチョウなど多様な樹木がもたらす緑豊かな樹林地など見どころがたくさんあります。 体いっぱいに自然を感じることができる、横浜を代表する公園のひとつです。
結構深く茂っている木々の間の石段を登っていった先にあるのは、ビックリするほどキレイな「まん丸」。ドーナツ広場と称する直径100m弱ほどのキレイに刈り込まれた芝生の広場はとても気持ち良いスペースで、その右手にはいかにも由緒ありそうな巨大な「廃墟」。
根岸森林公園は元々明治維新前に作られた根岸競馬場の跡地に作られた公園ですが、その観覧席として作られたのが今は廃墟と化した「一等馬見所」。残念ながら現在見ることができるのは側面および背面だけで、旧競馬場側に向かっては階段状になっている様子は残念ながら今のところ見ることはできません(ガッカリ)。
正面側に旧米軍居留地跡が入り込んでしまっているためですが、ぜひこれだけ立派な旧跡なので、跡地利用と含めてしっかり復元して全体が見える様にして欲しいなと思います。
ドーナツ広場から旧競馬場跡地側へ抜けると、そこは想像以上に広く、深い森に囲われた芝生のスペース。てっきり「まっ平」と思い込んでいたのですがそこそこ起伏もあって、簡易的なクロスカントリーの様なイメージで芝生を横切る様に走っている集団がいたり、外周に沿ってのんびり散歩する人がいたり、木陰のベンチでのんびりしている人がいたり…
ドーナツ広場同様に芝生などもしっかり手入れがされており、特に犬を飼っていたり子供がいる人にとって気持ちよく過ごせるスペースだと思います。また桜や梅の木も多く植えられているため春はとても美しい景色を楽しめそうですが、ただ一点気になることが。
公園の中、どこへ行っても騒がしいカラスの鳴き声。これだけ自然が深いのでしかたが無いかもしれませんが、どうしてもカラスの鳴き声は不気味な感じが漂うし、季節によってはとても攻撃的にもなる鳥なので、そこは要注意と思いました。
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