洒水の滝(★★☆,足柄)

水のある風景

 「日本の滝100選」の一つ、「洒水の滝」。あまり「山の中」というイメージは無いのに想像以上の落差をもつ立派な滝である一方で、ほとんど”観光地”していない鄙びた雰囲気にビックリしました。

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 酒匂川が作った(多分)小田原から開成町まで広がる平地の北の端、足柄の山塊にぶつかる辺りにあるのが「日本の滝100選」かつかつ「日本名水100選」に選ばれた「洒水の滝」。特に小田原方面からはずっと平地が続くのであまり山深さを感じないまま、R246からちょっと逸れて10分足らず走ると入り口の駐車場へ到着。

 ここには橋を挟んでそれぞれ5台ほど止められる無料駐車場が2つ。さらに奥に進むとまた数台止められそうな駐車場(ただし食堂かお土産屋さんかの駐車場を兼ねていて、この日はお休み)がありますが、多分周辺にはコレだけ。GW期間中とはいえ平日だったためガラガラでしたが、ハイシーズン(夏?紅葉するなら秋かな?)はかなり混乱しそうな気配。

 車を置いて10分足らず、川沿いの細い道を行くと、もう目の前に「滝」。かなりお手軽に来れたにも拘わらず、細いけれどかなりの落差があり、なかなかの迫力。
 滝の手前には赤い橋がかけられており、以前はそこから滝壺近くに行くことができた様ですが、現在は橋の手前で立ち入り禁止、そこからは滝壺をのぞき込むこともできず、ちょっと残念。

 その代わり(かどうかわかりませんが)、脇の斜面には観瀑台へと続く200段超,40m程の長い階段。滝の落差は69mということなので、滝の中央よりも少し上から滝を眺めることができますが、結構近いので上から滝壺まで一目で見ることはもちろん、かなりの広角カメラでも全体を収めることは難しいくらいのスケール感で見ることができます。

 こんな、滝としてはかなりのスケールと思う「洒水の滝」ですが、「観光地感の無さ」もまたビックリするレベル(わざわざこれほどの観瀑台を作るくらいには地元も力を入れているのだと思いますが)。駐車場から滝までの間にあるのは、先に書いた食堂兼お土産屋さんと思しき店1軒のみ。「日本の滝100選」と「日本の名水100選」のダブルクラウンとは思えないほど鄙びた感じですが、まぁその分のんびり、ゆっくりと眺めることができる、隠れた「名瀑」なのかもしれません。

hisashi

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長年の間にあちこちの引き出しに少しずつ溜まったガラクタを ただただ、適当にひっくり返して並べてみました。

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