天気に誘われて、山手から山下町まで花を追いかけつつ散歩。春の主役は桜だけではないですね。
・まずは港の見える丘公園から
・フランス山公園を経て山下公園へ
・途中日本大通りでカレーランチ
・横浜公園のチューリップは壮観
まずは港の見える丘公園から
まずは家の近くからバスに乗って、先日来た元町公園を通り過ぎてすぐ、港が見える丘公園へ。言うまでもなく、ここの最大の売りは「横浜港~ベイブリッジの夜景」。でも、それとともに(そこそこ?)有名なのは「バラ園」。8,000㎡ほどの広さが3区画に区切られて、それぞれ異なった風情で2000株以上のバラが見られるそうですが、生憎まだシーズン前。
それでもイギリス館前の庭園には多くの種類の花々が寄せ植えされて目を楽しませてくれるし、噴水の周りにはピンクのカーネーションが主役然として咲き誇り、そしてベイブリッジ側は既にツツジがビッシリ(さすがにちょっと早いのでは?)。
桜でもバラでも無いタイミングだからか人出も少なく、ゆっくり気が向くままに散歩を楽しむことができました。
フランス山公園を経て山下公園へ
しばらく春の花々を楽しんだ後、展望台の左手からフランス山公園へ。山下公園は「日当たりの良い公園」だったのに対し、ここは一転して林の中。山手の台地と海岸沿いの山下公園との段田をつなぐ、そこそこ勾配があるエリアになりますが、西部劇で見たような風車が現れたり、ほとんどツタに覆われたフランス総領事館の遺構があったり、狭いながら不思議なところ(まぁ、他にはほとんど何もありませんが)。
階段を下りて行って、高速道路の高架に覆われた中村川を渡った右手が、横浜一有名な公園(多分)山下公園。
実はここも「バラ園」が有名なのですが、港が見える丘公園同様、まだシーズン前。
でも園内あちこちにいろいろな花が寄せ植えされていて、またちょうど「花壇展」なるイベントで2~3m四方(多分)の区切られたエリアの中を自由にデザインした箱庭の様な花壇が20個以上整列。さらに大桟橋側へ向かって先に進むと芝生の中にチューリップなどの花々が植えられたいくつもの円形の花壇。
広い園内ですが、場所毎に全く異なる様子を見せており、おかげで飽きることなく楽しむことができました。
COVID-19による入国規制が大きく緩和されて海外からの観光客が大幅に増えている、ということはラジオなどでよく耳にしていましたが、まさに山下公園は海外からの観光客ラッシュ状態。どこかの国に偏ることなくいろいろな人達が訪れており(外見と言葉から推す限り)、数年かかったけど「日常」が戻りつつあるんだなぁ、と実感(海外からの観光客はもちろん、日本人の多くもマスクを外して歩いていたし)。
途中日本大通りでカレーランチ
とても天気が良いのでブランチがわりに公園でホットドックでも食べられるといいなぁ、と思っていたのですが、生憎山下公園内では見当たらず。さてどうしようか、ここまで来たので横浜公園まで歩いてみるか、と思って歩いていくと、神奈川県庁前にキッチンカーが数台。
ただ台数は少ないし、お客さんは一人もいないし、なんか中途半端だなぁ、とそのまま通り過ぎかけたのですが、でもせっかくなので青空の下で何か食べたい、と思い直してUターン。
食事っぽいのはカレーのキッチンカー1台だけでしたが、嫌いではないのでビーフカレーを注文。看板によると「デザイナーが手がけた湘南の新定番」で「3日間煮込んだマイルドな」カレーということでしたが、個人的にはもっとスパイシーな方が好み。
もしかしたら(場所的にも)県の何かが絡んでいるのか、揃いのウィンドブレーカーを着て揃いのクリップボードを抱えた、いかにもアンケートのために雇われたけどお客さんがいなくて暇で困った、という風情の学生が数人、周辺をウロウロ。さすがに食事の最中は避ける、というお作法は徹底されている様で邪魔されることなく食事を終えることができ、その後はすぐに「近寄るなオーラ」を全身に纏って無事離脱することができました。
横浜公園のチューリップは壮観
食事のあとは日本大通りを歩いて横浜公園へ。
ここは公園というよりもスタジアムのイメージのほうが強かったので来るのは初めて。チューリップで有名であることは知っていましたが、正直これほどとは思わず、実際に見てビックリ。
さすがに「一面チューリップ」というわけではありませんが、日本大通り側入り口からスタジアムに向かって右側は広場と通路を除く他のエリアはほぼ全面チューリップがビッシリ。しかも色やカタチごとに区分けして植えられており、カラフルな帯が何本も並んで横たわっている様な光景が広がっていました。
チューリップは子供のころから最も身近な、見慣れた花の代表格に様にも思いますが、でも改めてこれだけの数がビッシリ植わっている様子を見るのは初めて。まさかチューリップに自分が圧倒される日が来るとは思いませんでした。
コメント