あけましておめでとうございます。今年も好きなことをボチボチやっていけたらと思っています。
今年は横浜に引っ越して初めて2年参りをしてみましたが、COVID-19の影響か公共交通機関の終夜運転が軒並み中止されており、結局歩いて帰るハメになりました。
・まずは成田山横浜別院
・続いて伊勢山皇大神宮へ
・帰りは歩き
今年は少し賑やかなお正月を迎えたい、と思い立ち、また還暦(=厄年!)を迎える節目の年でもありますので、大晦日夜から野毛にある成田山横浜別院と伊勢山皇大神宮をハシゴする2年参りへ行ってきました。
まずは成田山横浜別院
まずは12時直前に成田山横浜別院へ。言うまでも無く有名な場所なので、道中も混んでいるのだろうと思っていたのですが、日ノ出町駅から向かう道も神社内もそれほど人が多くなくて、ちょっと拍子抜け。また除夜の鐘なども響いておらず、やはり横浜の街中では騒音問題で御法度なのでしょうか。
12時ちょうどから「祈願元朝特別大護摩供」が行われる(なんとyoutubeのライブ配信付き!)ということで、結構席が空いていたのでなんとなく着席。暫く待って年明けとともに大太鼓が鳴り響き、護摩焚きの祈祷が始まりました。
真言宗のお寺の祈祷に参加するのは初めてですが、大小二つの太鼓がかなりリズミカルに叩かれる中で唱えられるお経もとても早口。また中央に座って火を扱う導師(?)も長い金属の棒でアチコチ叩き鳴らしていて、随分と賑やかな式だなぁ、と思いました(もちろん厳かな雰囲気でもありましたが)。
また護摩木を炊いている火に一つ々々お札(御護摩札)を翳しているのが印象的でした。
続いて伊勢山皇大神宮へ
20分ほどで祈祷式が終わり、そのまま本殿右手を抜けて伊勢山皇大神宮へ。以前お正月に来た時は夕方だったからか人は疎らでしたが、さて今回は…
さすが横浜港の守り神、関東のお伊勢様とも言われる(らしい)だけあって、厳かな雰囲気だった成田山とはうって変わってかなりの賑わい。参道には夜店が連なり、正面鳥居から桜木町方面へ続く坂まで参拝者の列。
ここ伊勢山皇大神宮は、そもそも崖の上にある成田山よりもさらに小高い場所にあり、鳥居から中もそこそこ急な石段が続きます。多分先日あった韓国での事故を受けてかもしれませんが、石段の途中で人が溜まって万が一の転落事故につながらない様に、石段全体を踊り場毎に区切って、段階毎に人を入れていく、という方法をとっていたためでした。
思ったよりもスムーズに石段を登り、本殿で新年のお参りをした後は「夜店」が並ぶ参道へ。
いろいろな食べ物屋とともにビールなどのアルコールも売られており、また隅には輪投げ・射的などもあって、人も賑わいイイ感じ。周囲の住人達は迷惑に感じているかもしれませんが、久々行動制限要請なども無い「普通(に近い)」お正月を迎えたんだなぁ、という気がします。
帰りは歩き
せっかくなのでタコ焼きを食べて、でもさすがに寒いので野毛の街で少し温まってから帰ろうね、と降りていくと、再び人影はまばら、街の明かりも疎ら。1時を過ぎたとはいえ、大晦日~元旦だからそこそこ街も賑わっているのでは?と思ったのですが、ほとんどの店が閉まっていて、僅かに開いているラーメン屋などは逆に人で一杯。
当初から判っていたことですが、京浜急行など交通機関の深夜運転は今年も「無し」。家まで歩けない距離では無いけれど、このまま寒い中帰るのはさすがに厳しいなぁ、と思いつつも、結局適当なお店が見つからず、しかもタクシーの影も無し。
う~ん、新年早々きついなぁ、と思ったものの、立ちんぼでタクシーを持つのも寒くてイヤだったので、結局そのまま歩け、歩け。
きっと今年はカラダを使う年になるのだろうな、と思いながら迎えた新年でした。
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