ツレと冬休みはどこへ行こうか、まだ行ったことが無いドーミーインは?ということで、冬休みの旅行は水戸で決定。もちろん梅の気配は全くありませんでしたが、天気に恵まれたこともあって結構楽しむことができました。
さすがに1/3は道はガラガラ。特に水戸では「ここへ行きたい!」という場所があるわけではありませんでしたが、せっかくなので昼は大洗で海の幸でも、と思って常磐道を北上しましたが、朝家で多少のんびりしてたこともあって結構時間が経つのが早く、またお正月なのであまりお店もやってないかも、ということでSAに立ち寄ってお昼に「けんちん蕎麦」を(けんちん汁をつけ汁にした蕎麦が水戸発生とは知りませんでしたが、私は普通の蕎麦つゆの方がいいなぁ)。
お昼はSAになりましたが、予定通りそのまま大洗ヘ向かい、海を臨む大洗の磯前神社へお参りすることに。神社へ向かう道はさすがに渋滞気味でしたが、まぁまぁの時間で駐車場に入れることができて、無事今年4ヶ所目の初詣。
2020.01.03
初詣Ⅳ;大洗磯前神社(☆☆☆,大洗)
南東に突き出した銚子から北に向かってきれいな弧を描く鹿島灘の端にぷくりと突き出した大洗の丘の上に鎮座する「大洗磯前神社」。時に初日の出中継...
そこから水戸へは30分ほどで着くはずだったのですが結構道が混んでしまい、結局ドーミーインへ着いた時にはもう夕方間近。近場で1ヶ所くらい行かれるかな、と思っていたのですがそれは断念して、夕飯を食べるため水戸駅へ。
水戸/茨城というと納豆と鮟鱇しか思い浮かばないのですが、でもせっかくなので土地のモノを食べたいよなぁ、と思いつつ店探し。これまた三が日のせいか、駅に向かう「黄門さん通り」はイルミネーションが煌めいているにもかかわらず、人影は疎ら。ポツンポツンとお店もありましたが、どこも閉店。まぁ駅まで行けば何かあるかな、と歩いて行くと飲み屋街になっている東照宮の参道(宮下銀座商店街)に遭遇。
ここならいろいろありそう、と思ったのですが、やはり閉じている店が多く、開いているところはどこも満席の様子でそのまま水戸駅まで到着。
さすがに駅ビル内は避けようか、とおもってUターン(でもその前に、駅前の黄門様にご挨拶)して、ふたたび宮下銀座商店街へ。やっぱどこも満員か、それにしても「肉」のお店が多いなぁ(串カツとかホルモン/焼き肉とか…)と思いながら、ふと目についた「肉炉端十八」へ入店。期待以上に美味しくて、満足してこの日は終了(その前に、ちゃんとホテルで「夜泣き蕎麦」食べたけど)。
2020.01.03
肉炉端(★☆☆十八,水戸)
「水戸/茨城名物」を食べたい、と思いつつも「納豆」「鮟鱇」しか思い浮かばないまま水戸駅周辺をウロウロしていて、ふと目についた「十八」へ飛び...
早起きして露天風呂でスッキリした後は、ドーミーイン名物(!)「朝ご飯」。
きっと「納豆が10種類くらい並んでいるに違いない!」と期待していたのですが、残念ながら、それは無し。ですが、かわりに「ネバネバ丼」(納豆、とろろ芋,オクラの丼)と納豆入り厚焼き玉子に鮟鱇の雑炊・唐揚げ・茶わん蒸し、常陸蕎麦、ひたち豚などが並んでおり、さすが期待を裏切らない充実ぶりでした。
朝食を食べた後は、改めて昨夜通り過ぎた東照宮へ。日本全国に700以上も作られた、という東照宮ですが、私自身が行ったことがあるのはココで4ヶ所目(久能山・日光・上野+水戸)ですが、それらと比べると随分とシンプル。水戸藩は御三家の一つではありながら結構幕府から睨まれたり、また財政が苦しい時期も多かったから、かもしれません。
2020.01.04
初詣Ⅴ;水戸東照宮(☆☆☆,水戸)
廃絶されたものも含めると700以上も作られたという東照宮はもちろん徳川御三家のひとつ、水戸にもあります。とてもコンパクトながら桜川~千波湖...
割とあっさりと東照宮のお参り/見学が終わってしまったので、そのままちょっと散歩がてらに千波湖畔へ。東照宮がある高台から一段下がったところに水戸駅と常磐線が走り、さらにそれに沿う様に桜川と千波湖があるのですが、近くの偕楽園含めてかなりの人・車が集まるからか、道が3次元的に入り組んでいて結構複雑。迷いそうになりながら千波湖東岸まで行ってみましたが、工事中で(正月なのでさすがに作業は止まっていましたが)景色もあまり良くなくて、ちょっとガッカリ。
一旦ホテルに戻って荷物とクルマをピックアップした後は、最近ツレが江戸時代の生活に関心を持っているのでちょうどいいかな、と思って「弘道館」へ(偕楽園は梅の時期にとっておきたかったし)。水戸城内三の丸に造られた日本三大学府の一つ、というだけあって、ゆったりとられた庭の中に広々とした和建築の校舎があり、間違いなく勉学へ勤しむには最適っぽい環境(そのため隣は三の丸小学校)です。だた、ここで教えられた「水戸学」が「尊王」の思想を含んでおり、結果として大政奉還/明治維新へつながってしまう、というのはなんとも皮肉な結果かも。
また近くでは二の丸との間をつなぐ大手橋に接する「大手門」が復元中でした。ハイシーズン(=梅の季節)に向けての対応中で、門自体はほぼ完成。観光資源とすべく、市が力を入れている様。
2020.01.04
弘道館(☆☆☆,水戸)
梅が咲いていない偕楽園へ行っても仕方が無いので、それの対として作られたという藩校「弘道館」へ行ってみることに。資料などの展示はそれほど多く...
ここからは、途中ガイドブックなどで巨大な(でもとぼけた顔の)ハニワが気なって仕方が無かった「くれふしの里古墳公園」経由で最後の目的地である「笠間稲荷神社」へ。小さいながら円筒土器による装飾まで復元された古墳にびっくりし(まぁ他には何もなかったけど)、それほどすごい特徴があるとは思えない(失礼!)笠間稲荷神社の人気ぶりにビックリして、1泊2日の水戸プチ旅行が終了(結局複路のお昼もSAで)。
2020.01.04
くれふしの里古墳公園(★☆☆,水戸)
水戸/茨城のガイドブックでやたら目立っていた「巨大埴輪」が気になって、水戸から笠間稲荷へ行く途中に立ち寄り。小さいけれど16基もの古墳がビ...
2020.01.04
初詣Ⅵ;笠間稲荷神社(☆☆☆,笠間)
正月に水戸へ来たらやはりココに寄らねば、ということで訪れた「笠間稲荷」。三が日からは1日外れているにも関わらず、さすがの人出。確かに拝殿は...
ちょうど年末年始ラッシュとはタイミングをズラせたおかげで往路・復路ともにほとんど混雑することもなく(帰りの圏央道が単調で飽きたけど)、また両日ともビックリするほどの晴天かつ陽気に恵まれたおかげで、冬休みの良い思い出になりました。
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