久々の関東地方への台風直撃の爪痕はまだまだ残っています。身の回りでも通勤路上で通行止めが発生して迂回が必要になりましたが、この時「カーナビタイム」が不思議な動きをしたことで、危うく余計な遠回りを重ねさせられるところでした。
今回の台風により、三浦半島の付け根にある山地を抜ける横浜環状4号線の朝比奈で通行止めが発生しました。この山地を抜けるルートはかなり限られるため、ここが止まってしまうと迂回が大変、という交通の要所です。
被害が明らかになった9/9(月)の帰路は素直にナビの指示に従った結果、山地を大きく北へ迂回するコースとなり、渋滞とも重なって2時間も余計にかかってしまう、という悲惨な結果。しかし実際に交通止めになった区間を考えると山地自体を迂回する必要は無いハズなので、翌9/10(火)はナビを無視して走ることにしました。
ナビは当然の様に前日と同じく途中で北へ折れて山地を迂回する「北迂回ルート」を表示。しかしそれを無視して分岐点を超えてさらに直進していくと、「この先通行止めです」というメッセージを流しながら、「北迂回路」へ戻るルートを表示すること数度。ここまでは想定内だったのですが、やがて最初の異変。
あいかわらず「この先通行止めです」というメッセージを繰り返しつつも、なぜかルート表示は「通行止めの区間を突っ切る」ものへ。自分で「通行止め」と言いながらソコを突破するルートを表示するって、どういうこと?って疑問半分、呆れ半分で、そのまま通行禁止部直前で左に折れて迂回して、通常よりも10分ほどの遅れで会社に到着。
一方で、さて帰路はどうなるかな?と思ってナビを見ると、やはり「北迂回」ルートを表示。でも構わず朝通ってきた「小迂回路」へ。
ところがナビは相変わらず「大迂回路」へ戻ることを繰り返して指示。今まで「小迂回路」も何度か走ったことがあってナビも認識しているはずなのに、なぜかUターンしてでも「大迂回路」へ戻ることに拘りつづけるため、さすがにおかしい、と思って表示エリアを拡大してみると、なんと「小迂回路」と正規ルートの合流点先に「通行止め」のマーク。
もしかして通行禁止区間が変わった?と思うものの、でも小迂回路を抜けてくる対向車は途切れていないので通行止めであるハズはないし…
どうやらこれは、通行止め区間の位置が本来の位置とズレて表示されており、その誤った情報に従ってルート探査が行われたためこの様な”誤動作”につながった様。もちろん「Uターンして戻れ」を無視して進んだ先には「通行止め」があるはずもなく、超過時間15分ほどで通常ルートへ復帰することができました。
往路の「通行止めと言いながらそこを突っ切るルートを指示する」ことといい、復路の「通行止め位置の誤認識とそれに基づく誤ルート表示」といい、う~ん、いったい何が起きているのだろう?有料アプリなのだし、もう少ししっかりしてほしいなぁ、と思います。
(ただし同地点の通行止めについては、9/11朝時点で解除されているにも関わらず9/12AM現在もgoogle map上では「通行止め」と表示されているので、混乱しているのはカーナビタイムだけではなさそうです)。
コメント