夏休み2019 #2;長野(2日目)

お出かけ

 長野2日目は、この夏休みのメインとも言うべき善光寺参り。昼間一度全体を巡って、さらに夜もう一度盆踊りを見に。善光寺は結構見所があって、さらに盆踊りでは思いもよらぬ演出(もしかしたらこれが本来のあり方なのかもしれないけれど)にビックリ。朝から晩までフルに善光寺を堪能しました。

 前日に引き続き、長野は抜けるような晴天(さすが長野盆地!)。その分暑くなりそうなので、早めに出発。ドーミーインの大きな楽しみの一つである「朝食」は、今日は門前で蕎麦が食べられることを期待して、ガマン。

 善光寺へは長野電鉄で。地下の改札はなんと懐かしの人力!ハサミではなくスタンプだったのが残念でしたが、改札口を抜けてホームへまわると目の前には懐かしい感じがする電車。かつて東急を走っていた車両じゃないかなぁ、と思っていると、さらに途中駅では反対ホームに赤いラインが特徴的な成田エクスプレス!
 ここ長野鉄道は日本各地の中古車両を集めて走らせているそうで(小田急ロマンスカーもいるらしい)、確かにカメラ抱えた鉄ちゃんらしい人影が走り回っていました。

 善光寺下で電車を降りて(売店は無いのに、窓口でお土産用に蕎麦を売っていてビックリ!)、東参道をノンビリ10分弱ほど歩くと善光寺に到着(ちょうど仁王門の裏に出る)。さすがにまだ早いのでそれほど人も出ておらず、お参りするにはちょうど良いタイミングとも思いましたが、まずはその前に腹ごしらえということで境内とは反対側、表参道商店街へ。

 全体的に明治~大正レトロイメージの建物のお土産屋さんや和洋菓子店、カフェなどが並ぶ中、「蕎麦屋」は思っていたほどは無くて、しかもどこもまだクローズ。う~ん、さすがに9時前から空いているところは無いか…ちょうど開いたサンドイッチ屋さんでガマンするかぁ…と思いつつ、でも往生際悪くgoogle mapで検索すると、その名も「善光寺」という交差点の角一等地にある「かどの大丸」が約10分後、9:00に空くことがわかり、開店と同時に入店(開くのがちょっと遅れたため、ドキドキしたけど)。

 美味しいお蕎麦を満喫し、いよいよ善光寺参り。まだ10時前だからか人はそれほど増えておらず、結構ノンビリ・ゆったりペースで周囲の宿坊付属の寺院なども覗きつつ、まずは山門に上がって全景を眺め、その後本殿でお戒壇巡りの修行。さらに境内をぐるり一周しつつ資料館で「一文字写経」をしたり(書いた文字は「空」)、経蔵でお経を廻したり、と一通り善光寺を満喫(想像以上にいろいろ見て回るところがあり、充分堪能できました)。

 いつの間にか正午近くなって陽射しも強くなる中、一通りお参りも終わったので小休止。昼時だけど、まだそんなにお腹も空かないのでお茶でもするか、と思って参道商店街を歩いていくと、ちょうど由緒ありそうなホテル「藤屋御本陳」前で「喫茶だけでもOKですよ~」という優しい呼びかけ。木を多用した「実に由緒ありげな」ラウンジにて、本当はカクテルでも飲みたいところを和の甘味でガマンして、ほっと一息。

 その後一旦長野駅へ戻ってお土産を買って、ホテルの一番風呂で汗を流して体力回復した後、長野駅から今度はバス「ぐるりん号」に乗って、再び善光寺へ。でも盆踊り会場へ向かう前に、ちょっと寄り道、酒蔵「西之門 よしのや」へ。ここへ寄ったのは、昼間お土産屋さんで勧められた甘酒が美味しかったから。いろいろと試飲させていただき、知人用に何本か見繕って配送。

 そして、いよいよこの夏休みのクライマックスである(はずの)「盆踊り」会場へ。発端である「夜店で賑わう夜祭!」への期待一杯で宿坊街を抜けていくも、どうも様子がヘン。善光寺へ向かう人の流れは思ったほど多くは無く、仲見世通りもほとんど閉店しており、夜店とか模擬店とかも無し。あれ~?

 まさか善光寺の盆踊りがこの様なものだったとは…世俗に慣れ親しんだ一般庶民の想像とは全くかけ離れた盆踊り会場を後にして、長野駅に舞い戻り。さて、今日はどこのお店がいいかなぁ、と暫く徘徊するも、長野駅まわりのお店は結構選択肢に乏しく(多分、繁華街はもう少し別のところにあるのだろうな)、またさすがにお盆だからか混んでいる店が多く(料理は暫く出せなくてもいいですか?って言われたり)、まぁ昨晩の経験から信州料理にあまり拘る必要も無さそうだな、ということでちょうど目についた「なから」へ。

 道路に面した2面を略全面開放した店内は程よく風が通って一日中歩き回った体にはとても気持ち良く、また想定外に(失礼!)料理も気が利いていて、お酒含めてイイ気分に仕上がって、この日も終了。

hisashi

hisashi

長年の間にあちこちの引き出しに少しずつ溜まったガラクタを ただただ、適当にひっくり返して並べてみました。

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

カレンダー

2024年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

過去の日記

TOP
CLOSE