本棚に溢れていた本を自炊してPDFデータは全てgoogle driveにストック、というスタイルが定着してから2年余。今も着々とPDFデータが積み上がりつつありますが、そろそろgoogle driveの容量が厳しくなってきたのでアップグレードしようか、と思ったら知らない内に値上げされていた様(今までは80GBで$20/年だったのが、いつのまにか100GBで$4.99/月)。しかもこの調子では100GBでもすぐ足りなくなるだろうなぁ…としばし逡巡,放置。
その後Appbankの記事でPogoplugを見かけたことを思い出してamazonをチェック,即購入。
コレは個人用のwebストレージを簡単に実現してくれるシロモノで、手持ちのHDDをつないで自宅のLANへつないで登録しておけば、あとはどこからでも自由にアクセス可能(PCだったらwebブラウザから、iOSデバイスからは専用アプリで)となる優れもの。IPアドレス設定やドメイン登録など(といったサーバー設置についてまわる面倒な知識)も不要のお手軽さです。
一番の魅力は「安価で容量無制限」の点。自分で用意したHDDをUSBでつなげるだけ、なので、1TBサーバーを1万円前後で実現できます。また自分でサーバーを立てる場合とは異なりiOS上でいろいろなアプリが対応しているのも強み。
一方でdropboxなどのクラウドサービス系に対する短所は「データの保全は全て自己責任」というところ。ディスクがクラッシュしてしまったらダメだし、当然(たいていの人は)自宅内に設置することになるでしょうから、災害に対する備えにもなりにくい。
でもでも、私の場合iPadで常用しているPDFビューア「i文庫」が対応しているため読書は快適そのものだし、さらに書籍に続いて最近引っ越しを始めた動画類もココにアップする様にしたため、iPhoneからapple TVに送って大画面で見ることもできる、という快適環境が3,000円弱で実現。
まぁ一説によると特にiPadなどのタブレット系デバイスは「消費するだけで生産しない」とも言われてますので、せいぜいそうならない様に気をつけつつ...
Pogoplug mobile
[POGO-V4-A1-01] 2,680円(Amazon,並行輸入品)
(その後の顛末) 突然つながらなくなったり、アプリのアップデートが途絶えたり、など不安定さが気になり始め、一方でiPadやiPhoneの容量が増えて一々サーバーへアクセスしにいく必要も希となり、そのまま利用終了。さらに容量が必要になったときには、ちゃんとNASに引っ越そうかと思っています。
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