高崎駅前のイタリアン「La Famiglia」で軽く飲んだ後、多少ガッツリ飲み/食べたいなぁ、と思いながらドーミーインへ戻る途中、飲み屋が固まっている一角で、「からあげ」と「ハイボール」の文字に誘われて「がブリチキン」に入店。
ここの第1のお勧めは何種類かある「からあげ」。結構味付けがしっかりしていて、g単位で注文できるのがここの売り。机の上にステンレスの小さな網付トレイが置いてあり、注文すると揚げ立てをここに置いて行ってくれる、というシステム。このトレーのお蔭で余計な脂が下に落ちるので、多少なりともヘルシーと思えて嬉しい。
第2のお勧めは「骨付鳥」。「親鶏」と「ひな鶏」それぞれの足を骨ごと焼き上げたもので、豪快に齧り付くも良し、店員さんが鋏で切り解してくれた身を噛みしめるも良し、の一品。
この「「親鶏・ひな鶏(若鶏)」の文字は、昨夏初めて高松で名前だけ見かけたものの売り切れで食べられなかったまま今に至る、(自分たちにとっては)幻の食材。ここで出会えたのが嬉しくて、「親鶏」を発注。
こちらもしっかり味付けされて美味しく焼き上げられていますが、「親鶏」の特徴はその歯応え。しっかりした肉を噛みしめると旨みが口に溢れて実に美味ですが、これ本当に鶏か?
普段街で売っている鶏肉は全て食肉用として育てられた「若鶏」なのに対して、この「親鶏」は採卵用に育てられたもの、とのこと。食肉用よりも長く成長させ、まさに「親」になって卵を産んだ後の鶏なのでその分肉が締まり、味も深いとのこと。しかも決して「老いさらばえた」状態ではなく、肉汁もたっぷり(おにぎりを頼んで、この肉汁に浸しながら食べるのが店の流儀とのこと)。
店員が皆若くて元気なのもこの店の売りの一つの様。料理を頼む度、持ってくる度に元気いっぱいで決まったフレーズを皆でコール(でも、なんて言っていたかは忘れちゃった)。
当然店内もワイワイガヤガヤと賑やかな中、美味しい鶏肉とすっきりハイボールを目いっぱい堪能,満喫して本日も終了。
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