IC Earphoneでハイレゾを聴く様になるとやはりMP4やiPhoneのAACでは妙に薄っぺらく感じる様になり、特にCelticとか声を聴かせる曲はFLACで販売されていないものでもCDからロスレスでFLACに吸い直して聴く様になりつつあります。ただしそうなると6sでは容量に限りがあることから、暫くは外部メモリやメディアサーバーなどの利用も考えたけど、出先での利用を考えた結果、素直にハイレゾWALKMANを購入することに。
WALKMANは、その昔MD WALKMANを買って以来、本当に久々。iPod登場とともに完膚無きまでやられちゃった感がありましたが、ハイレゾで細々と巻き返しつつある感じでしょうか。ちょうど手頃な新型が出てきたので、amazonでAシリーズを発注。
小さな筐体でBluetoothとノイズキャンセリングに対応し、マイクロフラッシュメモリが使えてタッチパネル操作、と一通りメジャーな機能を備えているのはさすが。
一方で操作に対するレスポンスがちょっともっさりしていて、またUIも垢抜けないのは、かつての輝かしいSONYを知る身としてはとても歯痒い限り。さらに充電やPC接続用のコネクタが独自規格というところも、やっぱりSONYはまだ自分の立ち位置が解っていないな、という感じ(なぜマイクロUSBにしない?!)。
で、肝心の音は…そもそものハイレゾの趣旨からは真っ当なのかもしれないけれど、とにかく原音に忠実に、というか、多少グライコや音場フィルタで補正しようとしても、なかなか思う感じにピタリと決まらない。しかもBluetooth接続だと全ての効果が無効になってしまい(略専用品なのに)、物足りない音になってしまう。
ここから先は好みの問題にもなってしまうのですが、性能的には間違いなくWALKMANの方が高周波域までしっかり再生しているのでしょうけれど、iPhone上のNePLAYERで少し低音域を補ってIC Earphoneで聴く方が、自分の好みに合っている様。
まぁ、ハイレゾ対応の有線ヘッドフォンを繋げばやはりいい音が出るし、飛行機の中など出先で気軽に楽しむには便利だし、うまく使いわけながら楽しんでいこうと思います。
ソニーWALKMAN Aシリーズ 16GB赤[NW-A35HN R] 25,930円(amazon)
(その後の顛末) iPhone7から標準イヤフォンがLightning接続になりましたが、それを使うとNePLAYERの表示では48kHzまで発音している様(最初8で気付いて、試してみたら6sでも同じでした。ただし全てiOS11)。FLACにも対応したらしいし、こうなるとちょっとWALKMANはピンチかも。
(その後の顛末2) 結局iPhoneはハイレゾ化しないままなのでハイレゾWALKMANは安泰、のはずなのですが、やはりどうにもイイ感じの音が出なくて、イライラ状態。結局使わなくなってしまいました。
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