庭園そのものが、というよりも庭園からの岡山城が見たくて後楽園へ(それに、栗林公園とどちらの方が名園か、も確認したかったし…)。ここも中学の修学旅行で訪れて以来。
で、実際に後楽園から見た岡山城の第一印象は…「随分小さいなぁ」。もう少し大きく、堂々としていた記憶があるのですが、随分と小さい(まぁ、実際にはお城自体はそこそこの大きさであるはずなので、庭園越しに見ると遠い、ということなのでしょうけれど)。
一方で後楽園そのものの印象は…こちらも「小さい」。正確には「もっと広くなかったっけ?」。そもそも旭川の中洲に作られた庭園なので自ずと大きさには制限があるし、また起伏も少ない(築山以外はほぼ平坦)ので遮るものもなく端まで見渡せるため余計に小さく感じるのでしょうけれど。
正門の反対側から一旦外に出ると、美麗な姫路の白鷺城とは対照的に烏城と呼ばれる黒い姿の岡山城が川向こうの正面に。
ここまで近づくと第一印象とは異なり、やはり大きい、立派な城であると実感します。
改めて庭園へ戻って築山から全体を眺めてみると、兼六園や栗林公園同様に池を囲む回遊式構造であるという他に田んぼや茶畑などがあり、荘園の様なつくりになっていることがわかります。
また全体な雰囲気も「陽」であり、確かに3名園の中では栗林公園に近いし、また比べてしまうと栗林公園の方が上かも、と思ってしまいました。
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