倉敷美観地区

水のある風景

 高松から瀬戸内海を渡って倉敷へ。中学校の修学旅行以来なので、40年近く振り。特にどこへ来たかった訳では無いけれど、掘川沿いの涼しげなところをゆっくり散歩するのもいいか、ということで選んだ次第(ま、それ以上にドーミーインがある、というのが大きいけれど)。

 あいかわらず瀬戸内式気候のお蔭か青空の元、水辺の柳の緑が映えて涼しげであるものの、風が止まる、もまた瀬戸内式気候の特徴で、結構蒸し暑い中、なかなかの人出。
 その名の通り白漆喰と黒い焼き杉で出来た「倉」が並ぶ街並は、その大半は観光客相手のお土産小物や甘い物屋ばかりになってしまってはいるものの、和の風情に富み、歩いていても落ち着きます。

 倉敷は繊維全般が盛んでしたが、特にジーンズ発祥の地ということで何軒かのデニム専門店が。
 さすがにデニムのスーツはいただけませんでしたが(無理にカッチリつくり過ぎの様に思った反面、そこまでやらないと倉敷でやる意味が無いのかも)、いい感じのセミロングスカートとネクタイ(スーツと異なりフォーマルさとカジュアルさがうまくバランスしてた)をツレとお互いへのお土産として購入。

 夜になるとクラシックな街灯が点り、また良い感じ(でもあれだけだと土産物屋の照明に負けちゃってるので、もう少し岸辺に沿って多く並ぶといいのだけど)。
 ここは大原の人達が「後々まで残る様に」と腐心して街づくりをしてきたそうなので、その努力に感謝するとともに、ずっと残っていくといいなぁ、と思います。

hisashi

hisashi

長年の間にあちこちの引き出しに少しずつ溜まったガラクタを ただただ、適当にひっくり返して並べてみました。

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