ツレと2人で北陸旅行。
さすがにお盆前の羽田は大混雑。搭乗してから実際に飛び立つまでには普段よりも時間を要したものの、雲から頭を突き出した富士山を間近に見ることができ、また途中からは雲も切れて小松空港は晴天。タッチダウンもスムーズで、順調にターミナルへ向かって走行している中、突然怪しげなアナウンス。
「羽田空港のシステムトラブルにより、お客様の預入手荷物が積み込まれていないことが分かりました…」
？？？ 国際便では時々「荷物が行方不明」という話しを聞いていたけれど、国内では珍しいなぁ、と他人事の様に聞きながら機を降りてみたら、なんと誤配ではなく「全ての荷物が載っていない(全て羽田に置いてきた)！」とのこと。
仕事や海外だったら一気に不満と不安が爆発していたのでしょうけれど、既にすっかり夏休み気分だった私達は、「今日中には届けると言っているし、まぁいいや」。しかも「緊急に必要なものを買ってください」と金一封を差し出され、おぉラッキー！
どうらや日本中で似た様な騒ぎが演じられた様ですが、私達の場合は夕食を食べに出ている間にちゃんと部屋に届いており実害なし。緊急で買わなければいけないものもなかったので、思いがけずお小遣い入手から始まった夏休みでした。
(その後の顛末) 今回のトラブルは、受付カウンターから各飛行機へ仕分けるシステムが止まってしまい、でも人力対応だと各飛行機の出発が遅れて羽田が大混乱に陥ることから、敢えて「載せずに飛ばす」と判断したため、だそう。
羽田の過密ダイヤを考慮した大英断と思うけど、でも飛び立つ前から解っていたのに黙っていた(乗客には知らせなかった)ことに対しては批判の声も多かった様。ただ出発前に伝えると結局は大騒ぎ→出発遅延となっていたでしょうから、まぁ仕方がないか。
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