今回は毎朝早く出る必要があったのでホテルでの朝食は断念し、毎日マルシェで購入することに。毎回ほぼ同じサラダとサンドウィッチでしたが、海外出張時は野菜が不足気味になり易い(特にヨーロッパ大陸のホテル朝食はサラダバーが無いことが多く、一方レストランのサラダは大き過ぎて頼みにくい)ので、良かったかも。
そして夜は毎日、もちろん外で。
初日はカフェ、La Cantine du Troquetで。適当に飛び込んだのだけど、facebookで見ると結構人気のお店だった様(trip adviserにも日本語で多くのコメントが入っているくらい)。英語のメニューは無かったけど店のお姉さんが説明してくれました。サラダを食べたいなぁ、と思ってサイズを聞いたら「大きいからこっちがいいよ」って勧めてくれたキュウリを使った前菜と、メインはサーモンを注文。どちらもあっさりしていて時差ぼけ気味の胃に優しく、美味しくいただきました。
二日目は人数が多かったのと年長者の希望により中華。選んだメニューもありきたりだったけど、味もそれなり。せっかくのパリなのに、もう少し何か…..
三日目は自分達だけ会議が押してしまい、遅めの夕食(とは言っても空はまだ明るかったけど)。新しいところを発掘する元気も無かったので、初日と同じLa Cantine du Troquetへ。ちょっと風が強かったのが気になったけど外のテーブルを選択。前回訪れた際に説明してくれた内容を思い出しながら、サーモンのタルタル(上に生牡蠣が載ってました!)と豚のステーキを注文。9時近いのにまだ明るくて、ひっきりなしにお客さんがやってきて結構な賑わい。どうやらパリには夜更かしサンが多い様。
ホテルへ戻る道すがら、ふと後ろを振り返るとちょうどエッフェル塔のイルミネーションが連続的にキラキラ瞬くイベントの真っ最中(シャンパンフラッシュ、というらしい)。観光じゃないのでその様なベーシックな情報も調べず来てしまっていましたが、偶然見ることができてラッキー。本当はタワー際まで行ってじっくり見たかったけど、翌朝も早いので、自重。
そして四日目は、無事一連の会議が終わった開放感もあって「美味しいものをちゃんと食べよう!」ということでホテル周辺を散策。ちょっと高いかな?と思いつつ目に留まったビストロ、Le Court Buillonへ。店内は少し暗めで、でも綺麗にテーブルがセットされていて、卓上には蠟燭。うわ、やっちゃったか(場違い)!って思いつつ、お店の人が通してくれたテーブルへ。その後飛び込みでノージャケットの叔父さんとかも普通に入って来たので、一安心(その後家族連れや軽装の旅行客などが来る一方で、ちょっと気取った格好をした若い二人連れも来たり、比較的客層が広いカジュアルなお店とわかりました)。
レンゲに乗ったアミューズが出され、まずはグラスシャンパンで乾杯。前菜にホワイトアスパラガス、メインには牛のステーキ(予想通り山盛りでしたが)。重めの赤ワインを味わって、幸せ一杯。いつの間にか満席になったお店は、でも騒がしさは無く終始落ち着いた雰囲気で、一人だけらしいギャルソンも慌てること無く丁寧に対応してくれて、もちろん料理は美味しくて、飛び込みで選んだにもかかわらず、良いお店を選択できた様。
パリ最後の夜に相応しいディナーを満喫して、ホテルへ。
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