「かながわ花の名所100選」に選ばれるシダレザクラを見に「紹太寺」へ。山の中腹まで歩いて上っていくのですが、なかなか手強い道のりでした。
ホームページで「五分咲き」と確認できたので、休みにあわせて行ってみることに。周囲には駐車場があまり無い様なので、クルマは小田原駅に駐めておいて登山鉄道(とは言っても湯本より手前だから普通の小田急車体だけど)で入生駅まで行って、そこから徒歩で。
センターラインどころかすれ違うのも気を使いそうに細いけど実は「東海道」という道を暫く歩き、紹太寺入口へ。本堂左手にキレイな枝垂桜を見つけ、でもこれじゃないよなぁ、と思って案内板をチェック。もちろん目当ての枝垂桜はもっと上、山の中腹。
気を取り直して、そこからはひたすら「上り」。本堂から標高差約90m(写真のGEOタグから,約30階分),地図上距離500m超の「舗装された上り坂」をひたすら歩くこと10分超。晴天にも恵まれたおかげで汗をかきながら、なんとか現着。
肝心の枝垂桜はさすがに立派。山の斜面に枝を広げており、齢を経てちょっと疲れ気味かも、と見えつつも花をたくさん咲かせて春の景色。
また登って来た道はさらに上へ続いているため、ちょっと登って斜め上から見下ろしたり、と様々な角度から眺めることができるのも、ここのサクラの魅力かも。
復路は林の中を進む石段・石畳路まわりで。こちらも石段はかなりの勾配で、また完全に加工した石をきっちり組み上げたものではないので凸凹も多く、下りとは言え結構気を遣う行程。途中ぽつり、ぽつり、と石碑や石像などもあり、ここも含めて全体がお寺の敷地内なのでしょう。
もちろん「往路:石段+石畳/復路:舗装路」も可ですが、どちらにしてもかなりの急勾配なので、スニーカーなどの歩きやすい靴は必須で、また足元に不安を持つ人は避けた方がいいかも。
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