数少ない「天守が現存するお城」として国宝指定されている「松江城」。ぐるり一周してみましたが、黒々としたお城はさすがに立派。でも築城時の藩主堀尾家も松江藩も、全然記憶に無いんですよね…
松江城は宍道湖と中海に挟まれた平地の中にある小山(丘?)に作られた平山城なので、ちょっと離れたところからも国宝の天守が威容を誇っている様がよく見えます。
日本各地には「オリジナルと異なる(あるいはそもそも無かった)」後付けの「なんちゃって天守」もそこそこあるらしいですが、この松江城は本物の「現存天守」とのこと。ただし、残っていた理由が「明治時代に陸軍が解体・売却しようとした時に土地の有志が買い取った」から、とのこと(当時180円,今の価値で100~500万円程度ということなので、高いんだか、安いんだか…)。
その天守閣と並ぶもう一つの「売り」はお濠の周遊船。特に数か所の橋の下を潜る時に全員屈み込んで屋根も折り畳まれる、というシーンが有名で、多くの人が並んでいましたが今回は時間が無かったのでパス。
替りに(でも無いですが)途中古民家の蕎麦屋さんでお昼をとりつつお濠沿いを散歩しましたが、古い建物がいくつも保存(または再現)されていて、雰囲気を楽しむことができました。
これだけ立派な松江城ですが、どうにも藩主の横尾家や松江藩自体にも全くイメージが沸きません(入口正面には藩主の銅像も立っていたのに…)。
調べてみると、そもそも中国地方一帯を支配していた毛利家の領地が関ヶ原後に分割されてできた藩であり、また幕末時は幕府側/朝廷側のどっちつかずで目立った動きをしていなかった、とのこと。戦国末期と幕末の双方で活躍が無ければ、これだけ印象が薄いのも仕方が無いか。
コメント