今年のGWはツレが何故か「ニューサマーオレンジ狩へ行きたい!」というので伊豆行が決定。伊豆高原は比較的安くて美味しい料理付きのプチホテル(ペンション)が多いので、じゃらんで探してピーコック・ヒルを選択。
ツレは暦通りしか休めないので、渋滞を嫌って金曜の夕方出発。熱海で探してみたらウィスタリアンライフクラブが空いていたので、ここで一泊。部屋の正面に熱海湾が広がる絶好の眺めがすばらしいホテルで(部屋はちょっとショボ目の和洋室だけど)、ちょうど月がほぼ正面にまわる時間だったため、穏やかな海面が照らし出されて幻想的な景色を堪能。
翌朝はホテルのバイキングで朝食をとってから城ヶ崎の「城ヶ崎オレンジ村」へ。ここはコテージ,レストランも併設されているオレンジ農園(最初「みかん山」をイメージしていたのだけど、それほどではなかった)。入園料600円で時間無制限,食べ放題。持ち帰りは量り売り、というシステム。青空の下で撓わに実ったオレンジはとても綺麗。実は柑橘類が好きではない(正確に言うと、静岡出身の母の影響で子供の頃散々食べたのでもう充分、という感じ)のですが、適度に酸味があって美味しく食べられました。
で、一段落したら「もう一件行きたい」と言うので(!?)稲取へハシゴオレンジ。「ふたつぼりみかん園」は、海に向かった斜面を利用して様々な柑橘類を栽培,収穫体験できるようになっていて、城ヶ崎よりはちょっと広め。
「オレンジの花って白いんだぁ」と思って眺めている内に、ふと疑問。そういえば実を狩っている時になぜ花が?あとで調べてみたら、蜜柑の木は実がなっている時に同時に「来年用の花」を咲かせる、とのこと。今まで知りませんでした。不思議。
たっぷりオレンジ狩りを楽しんだ後、伊豆高原へ移動開始。途中「古民家カフェ」の看板が目に入ったので寄ってみたDJARM12。JAZZ&CAFEと名乗るだけあって、店内はJazzで一杯。カレーとかも美味しそうだったけど我慢して、お茶で一息。もう少し近ければ、熱海とか行ったときに立ち寄るのになぁ、と思うくらい、いい感じのお店。
本日のお宿、ピーコック・ヒルはオーベルジュを名乗るだけあって、銀座で20年お店をやっていた(らしい)オーナーシェフが作る洋食が自慢のプチホテル。別荘区画の外れにあるので海を見下ろす感じで眺めが良くて、部屋も広々。もちろん温泉(貸し切り露天風呂が二つ)つき。お風呂に入ってノンビリしている内に、お待ちかねの夕食タイム。
瀟洒な食堂で、フロア担当の奥様のサーブでオマール海老のオードブルから始まって、蒸したあわび,あさりのスープに続いてワタリガニのパスタの後に白身魚で最後によく煮込まれたビーフシチュー。どれもとても美味しくて、ワインを飲みながらゆったり、のんびり。メインの後にはオーナーシェフが一つ々テーブルを回ってご挨拶まで。スタンダードプランでこのボリューム。
まさに大人の休日、って感じで気持ちよく過ごせた一日でした。
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