暑い日が続くので、お盆休み初日イベントとして富士山周辺の滝めぐりへ。「大迫力!」とはいきませんでしたが3つそれぞれ個性があって、涼やかな景色を楽しむことができました。
・音止の滝(☆☆☆)
・白糸の滝(★☆☆)
・お鬢水(☆☆☆)
・鐘山の滝(★☆☆)
「富士山周辺滝めぐり」ということで向かったのは、王道の「白糸の滝・音止の滝」。芝川が二つに分かれて、その直後にそれぞれ「白糸の滝」と「音止の滝」として流れ落ちてまた合流する、という「1ヶ所で2つの滝が見られる」滝好きにはお得なスポットであり、また「日本滝百選」にも選ばれている場所になります。
音止の滝
車を止めて、まず向かったのは「音止の滝」。実は約20年前に白糸の滝へ訪れたことがあるのですが、その時には「音止の滝」の存在を知りませんでした…
1本の水柱としてまっすぐ滝壺に降り注ぐ姿はこれぞ「滝」。結構な落差もある立派な滝なのですが、残念ながら滝壺近くに寄ることはできず、注ぎ出しとほぼ同じ高さの展望エリアから見通す姿は迫力半減。
また注ぎ出し部間近は茶店の敷地として囲われてしまっていて客以外は近寄ることができず、なにか勿体ないなぁ、という感じが否めません(そもそも展望エリアも最近できたばかりらしいので、あまり大々的に売り出す気は無いのかも)。
白糸の滝
「音止の滝」展望所エリア脇にある売店の正面には「白糸の滝」を見下ろす展望スポット。ここから先は石段ばかりでバリアフリー対策がされていないため、車椅子や足に自信が無い人のために設えられた様ですが、ここからは全景を見通すことができるので結構便利。
脇にある石段を滝の高低差分降りていった先が、「白糸の滝」真正面。
男性的な「音止の滝」とは対照的に、崖の途中から幅広く白糸の様に染み出して流れ落ちる様は、女性的なイメージ。ただ、もっと満遍なく染み出しているイメージを持っていたのですが(軽井沢の白糸の滝と取り違えている?)、左端のメイン部からかなり勢い良く流れ落ちていたので逆にビックリ(大雨の翌日だったからかも)。
滝壺近くまで寄れるので、そこそこ水飛沫混じりの冷風を感じることができ、爽やかな一時を過ごすことができました。
お鬢水
「白糸の滝」滝壺から左手の石段を登って駐車場で戻る途中にひっそりとある「お鬢水」。気づかず通り過ぎてしまいそうな場所ですが、かつて源頼朝が乱れた髪をここの水で整えた、という伝承もまた微妙な感じのパワースポット(だそう)。
降りて行ってみると岩と木々に囲まれて水鏡の様にキレイに水が湧き出ており、遠くに滝の音も聞こえてなかなか神秘的な空気に包まれた場所でした。
鐘山の滝
クルマに戻って、次に回ったのはInstagramで見かけて雰囲気良さそうだった「鐘山の滝」。
地図を見て近くにある道の駅「富士吉田」に車を止めて歩いていきましたが、後から「ふじさんミュージアム」の駐車場も使えることを知りました。
それほど大きな、立派な滝ではありませんが、ふじさんミュージアムとセットで整備されたばかりの様で、対岸真正面に観爆用(多分)の椅子が置かれ、林の中をサラサラと降り注ぐ滝を目と耳で楽しみながらゆっくりくつろげる空間になっていました。
バリアフリーもしっかり考慮されていて、夜はライトアップもされる様で、また特に紅葉に時期はキレイらしいので、その時期になったらまた来ようかな。
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