「信州料理」を求めて長野駅前を徘徊し、「寺町酒場」という名前に信州らしさを期待して「焚㐂屋」に入店。もちろん「信州料理フルコース！」の様なメニューはあるはずがありませんが、地の素材を用いた料理がいくつもあり、信州のお酒とともに美味しくいただくことができました。
せっかく長野に来たので長野っぽいものが食べたいよね、と思いつつ、でも「信州料理」の特徴って何？ってイメージがつかないまま、お店探し。「海鮮」や「中華」は絶対に違うし、「鳥肉」に限定してしまうのもいかがなものか、と思いながら歩いていくと、如何にも善光寺の門前町っぽい「寺町」というコトバと、それに相応しい黒い板壁づくりの外観に期待して、YAKIYAに入店。
外観同様室内も和風の造り。ちょうど1卓だけ空いていた掘炬燵席に滑り込んでまわりを見渡すと、1Fには他にカウンター席ががあり、また2Fには座敷もある様で、結構な広さ(でも、2Fは掘り炬燵になっていないので後から来た客達には敬遠され気味でした)。
居酒屋なので焼き鳥や揚げ出し豆腐などの定番メニューもありますが、信州のソウルフード(らしい)鯖カンを使ったメニューや、信州牛，信州豚など「信州」が頭につく食材を使ったメニュー、それに揚げ蕎麦サラダや馬刺しなど、いかにも信州らしいメニューまで、結構豊富に揃っています。
もちろん魚料理もありますが、使っているのはマグロなどの海の魚では無く川魚中心。特に県の水産試験場が開発した「信州サーモン」と称するマスの一種を推している様で、イワナ(信州大王イワナかな？)などとあわせた「ブランド川魚3種盛り」など、もしかしたら他のお店でも結構食べられるのかもしれませんが、信州らしい料理がこれだけ揃っており、正解を引き当てた気分。
せっかくなので味の差がわかりにくい鳥や豚は避けつつ、信州のお酒とともにブランド川魚や信州野菜の味噌炒め、馬刺しなどをいただき、大満足。
なかなか長野まで来る機会は少ないけれど、気軽に長野のものを美味しくいただける良いお店なので、機会があればまた立ち寄りたいなぁ、と思いつつ、この日は終了。
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