持ち歩き用に使っていたVAIO Duoの調子が再び悪化。意欲的過ぎた設計だったのか、Sony末期で力尽きかけた時に開発したものだから、か(あるいは個体差か)、結構トラブルが多い機体でしたが(修理3回)、秋口にタッチパネルが誤動作する様になり、さらに液晶割で画面の端が変色。だんだん広がって来たので買い替えを決意。しばらくwebを漁った結果、DELLの2 in 1 Inspironを選択。
iPad/iPhoneを使う様になってからはPCを持ち出すことはほとんどなくなりましたが、デスクトップだけというのはちょっと心許なく、で、どうせ買うならタブレットにもなる2 in 1がいいなぁ(って、Duoではタブレットモードでは一度も使わなかったくせに…)。
Let’s note XZが高評価でしたがさすがに高価(仕事で毎日使うならともかく)。NEC LavieのHZが手頃かも…と見ている内にふと思いついてHPとDELLを見てみたら、DELL Inspironがちょっとだけ高性能で、値段は3/4弱。サイズ含めていい感じ。ただし重さは倍まではいかないもののかなりの差。
モバイルPCにとっては軽さは命だよなぁ、と思いつつ、でもどうせ持ち歩くことも無いし、と自分を納得させて性能絶対値とコスパ優先でDELLに決定。
かつてのDELLは(買ったことは無いけど)安いかわりに見栄えはそれなり、ってイメージが強かったのですが、実際に手にしてみると予想以上に「カッコいい」です。
そもそも、薄くて、しかもほとんど継ぎ目が無い筐体がカッコいい。外部への接続ポートも目立たずカッコいい。解像度が高くて発色が良い画面もカッコいいし、ついオプションだと外してしまうかもしれないキーボードバックライトは便利だし、カッコいい。
一方で残念なところもいくつか。
購入前からわかっていたことではありますが、アナログディスプレイの出力ポートが無いのは外部でプレゼンするのに不安が残ります。また有線LANポートが無いのも大量データをNASなどに転送することを考えると不便。
もちろん外付けのディスプレイ/LANアダプタ(USB type-c接続)が用意されていて、とても小さくてケーブル収納が工夫されていて「カッコいい」のですが、本体へ取り付けると電源ケーブルと干渉してうまく這いまわしができず、カッコ悪い。
また買って気付いたのが「SSDのアクセスランプが無い」こと(多分。気付かないだけ?)。単にデータ処理に苦労しているだけなのか、それとも固まってしまったのか、見分けがつかずに茫然とすること数度。
もう一つ気になるのは、いくつかのキーが「くっついている」こと。例えば”¥”とBSや”[“とリターンキーがくっついています。普通はキーとキーの間は離れているのでブランドタッチでも隣り合ったキーを押し間違えることは少ないですが、Inspironでは結構押し間違えが発生してしまいます。
多分英語キーボードと日本語キーボードでキートップの数が異なるのに本体カバー部分は一型で済まそうとして、無理矢理キーを押し込んだのだろうなぁ、と想像する次第。
まぁこれらを除くとレスポンスが画面のキレイさなどは全く文句無し。ヘビーな使い方をするわけでもないし、このままずっと使い続けられてしまうかも、というくらい気に入ってます。
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