土曜日は朝からプレゼン仕上げで結局1日働いてしまいましたが、日曜日はやっとフルでお休み。さて、どこに行こうかな、としばらく考えて、結局は以前行かれなかった「軍事博物館(陸軍博物館)」へ行ってみようか、と思いついて出発。ホテルからまっすぐ続く大通りを凱旋門に向けて、お散歩開始。
天候に恵まれて真っ青な空の元での散歩は実に爽快。しばらく歩いて行くとランニングウェア姿の集団があちこちに。あまりにも多いなぁ、と思いながら進んでいくと、凱旋門のまわりからシャンゼリゼに向かってランナーがぎっしり。
どうやら今日はパリマラソンらしく、しかもちょうどスタート時間に当たった様。横浜や東京マラソン同様に大通りには参加ランナーが溢れかえり、中には既にトイレに並んでいる列があったり、全員がスタートラインを越えるまでにはどのくらい時間がかかるんだろう、という賑わい。当然いろいろな国から参加している人も大勢いる様で、国旗を振りながら国名を叫ぶ観客と、それに応えるランナーなど、実に皆楽しそうな様相を眺めながら、シャンゼリゼを逸れてセーヌ川へ。
アンバリッド橋の上から「これぞパリ、これぞセーヌ川」という眺めを楽しみつつ先に進むと、広々とした芝生の向こうにお目当ての軍事博物館。
元々フランスは陸軍国(まぁ、航空機が活躍した第二次対戦ではすぐに占領されてしまったため活躍する機会に恵まれなかった、という面もあろうかとは思いますが)、特にナポレオンの時代に名を馳せた騎兵など、比較的古い時代のものを数多く収蔵しているらしく、またナポレオンの墓も併設されていてなかなかの見応えでした(まぁ、興味の有無で大きく評価は異なるでしょうけれど)。
その後どうしようかなぁ、と少し考えてから、いくつかの宮殿を眺めつつ結局はルーブルへ。
結構歩き回ったものの、見たかった作品を眺めて、まぁ満足(人が多かったこともあり、どちらかというと美術品に浸るといいうよりは昔の知り合いに会いに来た、という感じになってしまいましたが)。
結局ここまでずっと歩きっぱなし。さすがに足は怠いし疲れたので、ここで市内観光は終了。地下鉄に乗るのも面倒になってしまったのでそのまま目の前のタクシーに乗って、ホテルへ戻り、一日を終了。