鎌倉 冬の花めぐり(瑞泉寺・龍口寺)

四季

 冬の花を求めて「瑞泉寺(スイセン)」と「龍口寺(ツバキ)」をハシゴ。スイセンは少し早くてツバキは早いのか遅いのかよくわからない状況でしたが、スッキリ晴れた気持ち良い散歩日和でした。

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立派な庭園がある瑞泉寺(スイセン)
立派な塔がある龍口寺(ツバキ)

 「かながわ花の名所100選」の中から冬の花を見に行こう、と思ってスポット探し。観光地だけど三が日は過ぎたし寒そうなので人出は少なかろうと思って、クルマで鎌倉~藤沢の二つのお寺をめぐってみることに。

立派な庭がある瑞泉寺(スイセン)

 鎌倉宮の脇を抜けてさらに細い道を恐る々々入って行った先にある「瑞泉寺」は、四季折々の花が咲き、また岩盤に穿たれた祠と座禅窟がある庭が国の名勝として登録されているお寺ですが、ここで「名所100選」として登録された花は「スイセン」。

 残念ながらまだ早かったようで、敷地に入ってすぐ左手にある梅林の中と、石段を上がって山門を潜った先にある境内のあちこちに、花はポツン、ポツンの状態でした。既にどの株もしっかり緑の葉は伸びていたので、これからどんどん咲いてきそう。

 鎌倉の東側最奥とも言える様な場所にあるだけあって、休日ではあってもひっそり、静かな空間と時間を楽しむことができました。

立派な塔がある龍口寺(ツバキ)

 藤沢から江の島を目指す車と江ノ電が行き交うポイントにも拘わらず信号も無い不思議な交差点の脇に建ち、今まで数えきれないほど通る度に「立派なお寺だなぁ」と思いつつも、訪れるのは今回が初めてとなる「龍口寺」。
 元々鎌倉時代に捕われた日蓮上人が入れられた牢(1日しか入っていなかったみたいだけど)がある刑場跡に開かれた日蓮宗のお寺だそうですが、ここで登録されている花は「ツバキ」。

 個人的にツバキは非常に季節感が掴み辛い花と感じていて、ここに限らず咲いていても大抵一部が萎びた花が多く「遅かったかな?」と思う一方で蕾もたくさんあって「いや、早かったのか?」と思ったり。なかなかキレイに咲きそろっている様子を見ることができません。
 が、幸いにも今回鐘楼脇の一角で比較的多く咲いていたので、とりあえず所期の目的を果たすことができました。

 
 さすがに日蓮上人所縁の土地に建てられただけあって大きな本堂はもちろん、その裏手にせまる鎌倉山~片瀬山の塊のヘリの上には真っ白な仏舎利塔と大きな五重塔の二つが聳える立派なお寺。ヘリ沿いにぐるりと周ることができる様になっていますが、特に五重塔は「神奈川建築物100選」にも選ばれているそうなので、見て回ってみると良いかもしれません。

hisashi

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長年の間にあちこちの引き出しに少しずつ溜まったガラクタを ただただ、適当にひっくり返して並べてみました。

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