早起きしてヒガンバナ群生地の一つとして知られる伊勢原市日向地区へ。まさに古き良き「日本の秋」の風景に出会うことができました。
関東平野の西の端、大山~丹沢と続く山塊に日向川が刻んだ谷合にある日向地区は、「かながわ花の名所100選」にも選ばれるヒガンバナの名所です。
秋になるとあちこちで真っ赤なヒガンバナの絨毯写真が飛び交いますが、ここ日向地区群生地の魅力はなんと言っても「田んぼのあぜ道に沿って群れて咲いている」様。神社や公園の一角ではなく、普段の生活の場(自分自身はココには住んでいないけど)であり、また古き良き日本の原風景(今も住んでいる人には叱られそうだけど)の中の一部としてヒガンバナが溶け込んでいる点。
「目の前一面ヒガンバナ!」とは一味違う、まだ緑が残る山々をバックにして、稲刈りを終えて稲架掛けが設けられた田んぼの周りに赤いヒガンバナが群生している様子を見ると、秋の訪れを実感します。
残念ながら駐車場が小さい(多分臨時?)ので、早朝狙いかバスがお勧め。
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