「かながわ花の名所100選」巡りで横須賀しょうぶ園へ。想像以上に広くてびっくりしたけど、ほぼ全面「ハナショウブ」だらけなので他の季節は大丈夫なのかな?とちょっと(余計な)心配も。
横須賀市という海のイメージに反して、この「しょうぶ園」は三浦半島の背骨の際。こんなところになぜ菖蒲推しの公園が?という気もしますが、結構広い田んぼ状のスペースに、色とりどりのハナショウブがいっぱい。
数列ごとに同じ品種が名札付きで植えられており、その種類の多さにびっくりする一方で、例えばチューリップの様に極端な色差があるわけではないので遠目で見ても「縞模様」とか「グラデーション」というほどの派手さは無い、というところはいかにも和風な植物ならでは、という感じかも。
広い菖蒲田の中にはウッドデッキ調の遊歩道が設えられていたり、水車小屋があったり(どうせなら菖蒲田と一体化しているともっといいのに…)、全体的にもかなりキレイに整えられた公園です。また和装に赤い前掛け&傘を被った女性達が菖蒲田の中に入って花柄摘みの演出をしているなど、ホスピタリティにも力を入れている様です。
ただ一方で、最奥の斜面には藤棚などもあるものの、公園の大半は菖蒲田。花の季節が終わった後は、ここはどうなってしまうのかなぁ、ただ空き地が広がる寂しい公園になってしまうのかなぁ、とちょっと余計な心配もしてしまうくらい、ある種とっても割り切った公園でした。
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