春の陽気に誘われて山下公園から港が見える丘公園まで散歩する途中に立ち寄った「マリンタワー」まわりにはもっと高い、もっと見晴らしの良い場所がいくつもありますが、他より「リアルに」高所を感じることができました。
暫く閉鎖されたのちリニューアルオープンしたマリンタワーができたのは60年以上前。灯台の機能を併せ持っていたため、出来た当初は「世界一高い灯台」としてギネスブックに載ったこともあるそうだけど、現在は周囲に高いビルが立ち並び、さらに同じ横浜港を望む中では「ランドマークタワー」の様な見晴らしスポットもあるため、わざわざ登ってみるほどの価値は感じにくいかもしれません。
でも実際に上ってみたら、ランドマークよりも低い分、風景が「より近く」感じられます。またちょっと気を付けていると、わずかながら「揺れ」も感じます(エレベータの上り下りの影響か、それとも風の影響か、まではわかりませんが)。
このため、何か自分が「ふわふわ宙に浮いて足元を眺めている」様な、非現実的だけと妙にリアルに高所からの眺めを感じることができました。
夜になるとこの気分がより強まるのか、あるいはやはりランドマークタワーからの玉手箱の様な景色のほうが美しいのか、ちょっと興味があるところです。
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