GW休みを利用して、横浜市内のちょっと気になるところ廻り。「横浜橋通商店街」は、まだこんなアーケード商店街が残っていたんだ…とびっくりする程の昭和感漂う商店街でした。
以前横浜市南区役所へ車で行った時に見かけてからずっと気になっていた「横浜橋通商店街」。実際に行ってみても「令和の時代に、なぜこんなところに?」と不思議感いっぱい。
それほど交通の便が良いとも思えない場所に、非常に立派なアーケード。左右にはビッシリと生鮮食品やお惣菜、食品などを売るお店がズラリ。ロケーションと商品需要にギャップがあるに違いない、と思うのに、平日にもかかわらずお客さんもそれなりに来ていて、なかなかの賑わいぶり。
なんとなく「プチ アメ横?」という雰囲気もありますが、あちらと違って内外の観光客が押し寄せている、という雰囲気でもないので、地元密着でこれだけの規模を保っているのは、さすがかも(お店も店員さんもお客さんも東南アジア系が多い感じはしますが、それも土地柄かな)。
そもそもなぜこんな場所が「横浜橋通り」?と思って調べてみたら、商店街の大通り公園側起点にあるのが「横浜橋」とのこと。大通り公園が埋め立てられる前にかかっていた橋、ということですが、ではそもそもなぜこんな場所に「横浜橋」という疑問は解けないまま(横浜県庁からだってそこそこ距離がある場所なのに…)。
それでも、終戦直後に商店が集まりだして、その後映画館ができるなど栄え、(今でも大通り公園と反対側の端には演芸場が残っています)、さらに横浜で最初となる歩行者天国を実施するなど、かなりの歴史と由緒を備える商店街とのこと。
なんとなく横浜というと「みなとみらい」周りの様な近代的な雰囲気と野毛の様な古い飲み屋街ばかりをイメージしてしまいますが(偏見?!)、こんな生活に密着した空間が閑散とすることなく残っている、というのもまた横浜の魅力なのかもしれません。
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