家で体を動かす時用に買ったSONYのLinkBuds。小さくて邪魔にならず、また防滴なので汗もOKで、周囲の音が違和感無く聞こえて音質もまずまず。フィットネス用途で買うには最高かも。
・周囲の音が自然に聞こえるものが欲しい
・邪魔にならない点がいい
・操作性も良好
・フィットネス用途ではbest buyかも
COVID-19の影響でスポーツクラブをやめてからはTVを見ながら家でカラダを動かすことが習慣化。周囲を考えてイヤフォンを使っているのですが、今まで使っていたネックスピーカーが壊れてしまったので、いろいろ検討した結果SonyのLinkBuds WF-L900に決定、購入。
周囲の音が自然に聞こえるものが欲しい
選択にあたって重視した点の一つが「周囲の音がちゃんと聞こえる」こと。短くても30分以上カラダを動かすのですが、その間「全て無視」とはいかないし、また周囲の気配を感じられない状態でカラダを動かすのはやはり危険(家人とぶつかる、とか)。
今回選んだSonyのSonyのWF-1000XシリーズやApple AirPods Proの様な「環境音用マイク」のものや骨伝導式のものよりも自然に外の音が聞こえて、また機能的にもシンプルなので非常に軽量コンパクトになっているのが大きな特徴です。
邪魔にならない点がいい
ネックスピーカーはどうしてもカラダを動かす度に落としそうになってしまいます。
また骨伝導式や他のオープンイヤータイプの多くはネックバンドや耳たぶに引っかける部分があって、これらもやはりカラダを大きく動かすと落ちそうになるし、また耳周りの構造が眼鏡やマスクの邪魔になってしまいそう。
一方このLinkBudsは左右独立の完全ワイヤレスタイプで「耳の中に(ほぼ)全てが収まってしまう」ほど小さくて軽いため、つけていて邪魔にならず、またかなり激しくカラダを動かしても落ちそうになることがありません。
また耳を塞がないためか長時間でも耳への圧迫感がほとんど無く、非常に快適に使えています。
操作性も良好
今時の「完全ワイヤレスタイプ」らしく、収納ケース自体がバッテリを内蔵する充電機能付きのものですが、AirPods ProやSonyのWFと比べてもびっくりするほどコンパクト(半分くらい?!)。
またiPhoneへ接続すると専用アプリ(Headphones Connect)からイコライザ含めて様々な設定をコントロールすることが可能です。
特に面白いのが「ワイドタップ」という機能。
インナーイヤータイプに限らず多くのイヤフォン/ヘッドフォンの多くが音量や音楽の再生/停止などの操作のためのプッシュボタンやタッチセンサを備えていますが、LinkBudsにはこれらスイッチ類が見当たりません。が、そのかわり(?)に、それらは耳の穴の前方の皮膚まわりを2/3回タップすることでコントロール可能です。
割り当てる機能は専用アプリで変更することができるので、私は2回タップで音量増/3回タップで音量ダウンにしています。
多分本体へ伝わる振動を拾って反応しているのではないかと思いますが、時々誤動作はあるものの、AirPods Proの様に小さな本体を無理矢理擦るよりも遙かに操作性は良いし、またなんとなく「先進的」な感じもして気分がイイです。
ちなみに私は通常はiPhoneではなくTV(正確にはTVにつないだbluetoothのトランスミッタ)につないで使っていますが、iPhoneで設定したワイドタップはもちろん正常に使えています。
フィットネス用途ではbest buyかも
さすがにノイズキャンセリング機能は無いし、ハイレゾ対応もしていないので「音楽を真剣に聴く用途」や「(うるさい電車内を快適に過ごすための)通勤用」には向かないけれど、高音質への補正機能(DSEE)はあるし、360度Reality AUdioにも対応していて、想像以上に音質はいい感じです。またマイクも内蔵しているのでiPhoneなどへつなげば電話やTV会議も可能です。
一般的なインナーイヤータイプのイヤフォンと比べるとちょっとお高めですが、何よりもかなりカラダを動かしても邪魔にならないほど軽量/コンパクトで、バッテリの持ちも良く(常に3時間以上は使えています)、しかもIPX4防滴仕様なので汗をかいても気にならないので、フィットネス用途にはかなりお勧めと思います。
SONY LinkBuds[WF-L900] 17,390円(amazon)
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