スマートホーム再構築#1(基本構想)

電気仕掛け

 引っ越しを機にスマートホームを一から構築しなおすことに。最初は対応機器の広さからAlexa中心を考えたのですが、使い勝手から最終的にはSiri/Homekitをコアで考えることに決めました。

 SwitchbotとIkea TRÅDFRIで始めた”スマートホーム”はHomePod mini購入がきっかけだったので、当然Siri/Homekitがベース。ところがHomekitが対応している家電類はあまり多くなく、結局は廊下やトイレなどの照明をスマート化した段階で一休み状態になっていました。
 が、今回引っ越すにあたり、購入予定のエアコンが全てWiFi/スマホ対応しているのを機に(今はよほど安い機種以外はほぼスマホ対応みたい)、改めてスマートホーム化を構築しなおすことにしました。

 残念ながら現在Siri/Homekit対応しているエアコンは無く、今回購入したものもGoogle HomeおよびAlexa対応のみ。なんとなくiPhoneからgoogle homeを操作するのは「違う」気がする一方、Amazonだったら既にプレミアメンバーなので音楽もある程度聞けるし、ということでAlexaベースで統一することを検討してみました。

 スマート化して現在最も便利と感じているのは「モーションセンサによる廊下・トイレなどの自動点灯・消灯」であり、これは引っ越し後も絶対に外せないと思っています。
 そしてもう一つは「複数の家電類や複数の操作をワン・コマンドで処理すること。例えば就寝時に家中の照明とエアコンを消して、ベッドルームのエアコンのみ就寝時用モードへ切り替える、というのをコマンド一発(声でも、あるいはスマホ操作でも)で実施させたい。

 特に後者を考えると、Homekitよりも対応家電が多いAlexaが絶対有利に違いない!と期待していろいろ調べてみたのですが、どうも実態は違う様…..

 廊下やトイレなどの照明で現在使っているIkea TRÅDFRIはAlexaにも対応しているのですが、どうもAlexaとつないだ後もモーションセンサーとの連携は維持されるのか、またモーションセンサもデバイスの一つとしてAlexaに認識されるのか、などについて今一つはっきりした情報を見つけることができません。そこで代案としてAlexaに直接対応しているモーションセンサを探してみたのですが、どうもecho flexに直付けするタイプ以外には無さそうで(しかもecho flexは既に販売中止)、俄然怪しい雲行きに。

 一方で「複数の家電を一発で」ですが、こちらも調べていくと「かなり厳しい」ことがわかってきました(ガッカリ…)。
 「Alexa対応」家電には「Alexaから直接認識されるもの」と「直接認識はされないけれど間接的に制御可能なもの」の2種類があって、国内で売っている家電の大半は「間接的」らしい。またAlexaでは複数家電をまとめてワンフレーズで操作するために「定型アクション」機能が用意されているのですが、それに登録できるのは「直接認識されるデバイス」のみ。つまり国内で売っている家電の大半は、この方法では「使えない」ことがわかりました(ショック!)。
 他にも、時間によって照明の色を変える、などをAlexa上で直接条件設定することも、「間接的」な家電では難しそう(家電によってはそれぞれの専用アプリ側で「シーン」を作成してAlexaから動かすことは可能ですが、できるもの、できないものを一々調べるのは苦痛…)。

 …と、いろいろ調べてみると「本当にAlexa対応している家電は少ない」「細かい作りこみも難しい」等々、実はAlexaを使う利点があまり無さそうな感じ。そうなってくるとiOSデバイスやアプリへの指示はSiriで家電はAlexaという使い分けの面倒さなどのデメリット面が逆に気になってしまい、結果スマートホーム化は今のままSiri/Homekitベースの延長で育てていく決心をしました。

 あくまでも手元に実物が無いまま調べた結果なので誤りや古い情報もあるかもしれません。が、Alexa対応品を買い集めてから後悔するのもイヤなので、まずはどこまでいけるかいろいろ工夫しながら試していきたいと思います。

hisashi

hisashi

長年の間にあちこちの引き出しに少しずつ溜まったガラクタを ただただ、適当にひっくり返して並べてみました。

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

カレンダー

2024年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

過去の日記

TOP
CLOSE