(由緒正しそうな)洋食屋さん(★☆☆スコット,熱海来宮)

美味しいお店

 熱海をどり見学のついでの熱海街散歩で由緒ありそうな洋食屋さんを発見。店のつくりもメニューも実に「昭和初期」という雰囲気満載でランチを楽しむことができました。

 熱海銀座からなんとなく海の方へ向かって散歩しつつ、昼食を食べるお店探し。昨夜は寿司割烹で美味しい魚貝類を堪能したから肉とか洋モノがいいけど、そんなお店が熱海にあるのかなぁ…と思いつつ暫く歩いていると、小さな洋食屋さん「スコット」に遭遇。窓からのぞいてみると小さなつくり(ごめんなさい)にも関わらずピシッとコックコートを着こんだ料理人が大勢で手を動かしていたので、これはイイお店かも、と思って入店。
 残念ながら満席でしたが「向かいの本店へどうぞ」と言われて移動(こちらは「新館」だった様)。

 お店は2Fにあるため店内の様子を伺うことはできませんでしたが、きっと同じ様にイイ感じのお店に違いない、と思って階段を除くとやはり順番待ち。でもきっと「それほどのお店」に違いない、と思ってそのまま入店。

 黒っぽい木を多用した壁に真っ白なカーテンが映える様やフロア担当のコスチュームなど、店内はいかにも「大正~昭和初期のモダン」という感じで一杯。順番を待ちつつwebをチェックしてみると戦後間もなく開かれて、文豪や著名人なども訪れた老舗だそう。確かに「見るからにそれらしい」雰囲気で一杯。

 せっかくなので(運転する予定も無かったし)、グラスワインとともにランチコースを注文。
 かわいらしい前菜盛り合わせとクラシカルな装いのポタージュの後、ミニサラダとともに出てきたメインは、洋食の定番「カニコロッケ」と「ハンバーグ」。もちろんカニコロッケはさくさくクリーミーだし、ハンバーグに添えられたデミグラスソースは旨みたっぷり。キレイに形が揃えられた付け合せのジャガイモ、インゲン、ニンジンも可愛らしくて、まさに「ザ・日本の洋食」。

 食べている最中も待ち客が絶えることはなく、偶然行き合ったにもかかわらず、とても素敵なお店に出会うことができました。

hisashi

hisashi

長年の間にあちこちの引き出しに少しずつ溜まったガラクタを ただただ、適当にひっくり返して並べてみました。

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