元々は「重要なメールや電話を見逃さない」ために買ったapple watch。その後「痒いところに手が届く」「無くて困るわけではないけどあって良かった」の積み重ねですっかり手放せなくなってしまったので、Series 6発表を期にまとめてみました。
初代が発表された時の印象は「不細工」「時計にする意味がわからない」。全く買う気になりませんでしたが、その後業務メールや電話を絶対に見落とせない立場に就いたため、他に有効な選択肢が見当たらなくて「不格好さに目をつぶって」series 2を購入してから早3年半。
その後勤務内容が変わって「見逃さないためにapple watchを身に着ける」必要は無くなりましたが、約3年の間ずっと日常生活の中で使っている内にいつの間にか「手放せない」存在になりました。
2017.03.24
Apple Watch Series 2<退役>
4月から今まで以上に「電話や緊急メールを見逃せない」状態になることから、スマートウォッチの導入を真剣に検討。仕事中に使うので落ち着いた感じ...
ところが、時々「どこが便利?」と聞かれるのですが、なかなか「コレ」ってスッパリ一言で答えることに苦労しています。便利な点はたくさんあるけれどどれも「よし買おう!」と思えるほどのインパクトが無く、そもそも「無くてもなんとかなる」ものばかり。
きっと「ちょっと便利」が積み重なって、今の「手放せない」に至っているのだろうなぁ、と思います。
一つ目の便利は「キッチンタイマー」。
料理中は「茹でる」「水でもどす」などかなりの頻度で時間を測る機会があります。キッチンタイマーでもいいのですが、大抵は「手が汚れている」のでapple watchに向かって「○分経ったら教えて」と言うだけで済むのはとても楽。複数が重なる場合はちょっとだけ面倒だけど「○時になったら教えて」、さらにリマインダを使えば「卵」とか「麺」とか、内容まで指定できます。
二つ目の便利は「買物」。
思いついた時に「買い物リストに○○を追加して」と話せばリマインダに記録されるので、あとはお店に行ってapple watch上でリストを消込みしながら買い物をするだけ。ペンも紙も必要無し、ほぼハンズフリーでいつでも買いたいものを登録し、またさりげなく確認しながら買い物できます。
三つ目の便利は「目覚まし」。
時間差で起きる場合、普通の目覚ましを使うと「まだ寝ていたい人」まで起こしてしまいますが、apple watchを使うとバイブレーションでそっと起こしてくれるので、一緒に寝ている人に迷惑をかけることがありません。
バイブレーションだけでは不安な時は、普通の目覚ましを10分後にセットしてますが、今のところバイブレーションだけでちゃんと起きられています(時々、その後目覚ましを止めるのを忘れてしまって結局ツレを起こしてしまうけど)。
四つ目の便利は「音楽再生のコントロール」。
最近イヤフォンの小型化が進み、やAirPods Proなどの様な完全ワイヤレスタイプでは音量やスキップなどの再生コントロール機能を持たないものも増えています(付いているものもあるけど、大抵は大きくて不細工か、○回押しなど複雑すぎるか)。
そんな時も、apple watchなら手元でOK。単純な音量や前後選曲などはミュージックアプリ以外の再生アプリでもOKだし、さらにPodcastなどwatch対応アプリならより複雑な操作も可能です。
五つ目の便利は「支払」。
Felica内臓なのでSuicaが使えることは有名(自動改札では左手だと使い辛い、とも)ですが、私は普段電車は使わないので、apple watchにはIDを入れています。たくさん入れてしまうと逆に操作が複雑になって不便なので、私はapple watchはID,iPhoneはSuicaと使い分けています。
今や多くのコンビニや自販機でIDが使える様になったので、小銭どころか財布フリーで買いものできて、便利です。
こう並べてみると、実は「便利だなぁ」と思うことの大半が「apple watchが無くてもできる」ことばかり。そもそもやっていることの大半は「watchを通じたiPhoneの操作」なので「無くてもできて」当たり前なのですが、わざわざiPhoneを取り出さずに済む、いつも手元にあるので思いついた時にその場でできる、という小さな「便利」が他も含めてたくさん積み重なって、「手放せない」になってしまいました。
それにしても、こんなに便利で、常に身に着けていたいのに、残念ながら今も「不格好さ」は改善されないまま(Series 4で多少良くなったけど)。いろいろな機能やセンサが埋め込まれているので仕方が無いと理解はしますが、あの分厚さはもう少し何とかならないものかなぁ…
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