「水戸/茨城名物」を食べたい、と思いつつも「納豆」「鮟鱇」しか思い浮かばないまま水戸駅周辺をウロウロしていて、ふと目についた「十八」へ飛び込み(全く水戸も茨城も感じなかったけど)。大勢の若い店員さんが元気に行き交う活気あるお店で、結構工夫された料理が多くて「肉」を堪能できました。
飲み屋を探して宮下銀座商店街に辿りついたものの、まだ正月三が日のため閉じている店が多く、その分空いているお店はどこも一杯で入れず歩き回っているうちに、黄門さん通り(なんて名前だ…)側入口近くにある肉炉端「十八」を発見。水戸/茨城料理に対するイメージに乏しいながら、昼間大洗に行ったせいかなんとなく「海鮮」のイメージもあったのですが、そもそもあまり海鮮押しの店自体も目につかず、ここに決定。
店内は奥に座敷、入って右手の壁沿いに半個室っぽいテーブル席がいくつかあって、残り大半を占める広いキッチンスペースに向かって2辺にカウンター席((8人×2辺くらい?!)。。
「炉端」をイメージしてこの様な造りにしたのだと思いますが、肝心のキッチンスペースが一段(二段?)高くなっているのでカウンター席に座ると中が見通せず、またその高くなっている部分とカウンターテーブルの間には料理を持った店員が動き回る通路スペースが設けられているため、結果炉端焼きならではの臨場感は全く感じられず、ちょっと残念。
メニューはさすが「肉炉端」と名乗るだけあって、牛・豚・鶏が揃っており、肉を使ったオードブルの盛り合わせから低温調理した肉刺し、煮込み、ステーキまで一通り。基本は洋風ですが、肉そのものに味付けするのではなくソースを用意しているものが多く、従って肉の味そのものを楽しむことができました。
肉に合う飲み物と言えばビール・ハイボール・サワーなどの発泡系とワインになりますが、例えばハイボールは使うウィスキー違いで5種類以上、ワインもボトルで5種類以上揃っており、さらに日本酒も5種類以上ある(しかも肉に相性がいい純米吟醸酒ばかり)ので、お酒選びに困ることはないでしょう。
一方サラダなどの野菜類は茨城の食材を使っている様で、特に「大根の唐揚げ」と「ピーマン」が美味しくてビックリしました(正確には「肉味噌ピーマン」なのですが、あまりにもピーマンが美味しかったので肉味噌を付けずにそのままバリバリ食べて、さらにお代わりまでしてしまいました)。
事前情報無しの飛び込みで入った店ですが、肉・野菜・お酒それぞれ申し分なく、店員さん(ほぼ全員学生バイト?)も元気よく、なかなか良いお店に行き合えました。
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