羽根木公園で梅を見たあと、梅ヶ丘駅近くで見つけたウナギ屋「大和田」さん。かつては(今も?)仕出しメインのお店だったのかな、と思わせる店の1Fは大半を厨房が占め、小さなテーブル席が2つだけ(2Fは座敷席らしい)。メニューは潔くウナギのみ、ただし結構リーズナブルなお値段(うな重は梅~特の4ランク)で、最近多い割烹気取りの高級店ではないので気軽に入れる掘り出し物のお店でした。
世田谷らしい細々とした店が並ぶ駅前商店街の中に埋もれるようにあった「うなぎ」の文字。いかにも昭和の大衆店っぽい外観ではあるものの店内の様子は外からでは伺えず、そもそも毎年の様に値が上がっている「うなぎ」の専門店となると「飛び込み」での入店は勇気がいりますが、入口にはちゃんと写真入りのメニューが置かれていたので臆することなく店内へ。
店の中も「昭和の大衆店」っぽい雰囲気に変わりはなく、でも1Fの大半は扉/壁で区切られた広めの厨房が占めていて、客席は小さなテーブル2卓のみ。急な階段を上がった2Fは座敷の様で、もしかしたら以前は仕出しメインのお店だったのかもなぁ、というつくり。
メニューは「うなぎ」だけ、という潔さで、うな重4ランクを軸にオプション違いで定食が2種(一つはランチメニューだったかも)。
せっかくのうなぎ専門店なので、上位ランクうな重の1点攻めではなく、ランクを落として代わりに白焼きと蒲焼の双方をいただくことに。
好天に恵まれたとはいえ数時間外を出歩いた後なので、熱燗で体を温めつつまずは白焼き。ふっくら焼かれたウナギを塩とワサビだけでいただくと、こってりした脂の旨みがダイレクトに味わえて、う~ん、入って良かった。
そして出てきた蒲焼のうな重は、甘めだけど軽めのタレが白ごはんに絡み、こちらも言うことなし。
webで見てみると創業45年のお店だそうで、でも店員さんは若い人が多くて堅苦しさが無く、そこそこリーズナブルな値段でウナギを楽しむことができて、なかなかいいお店に行きあたってラッキーでした。
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