夏の暑さを避けるため早起きして善光寺参り。朝ご飯は蕎麦がいいな!と思って探してみたら、表参道商店街の突き当り、善光寺の入口と言っても過言ではない一等地にある9:00AM開店のお蕎麦屋さん「かどの大丸」で美味しくいただくことができました。
信州の食べ物と言われて多分最初に思いつく「蕎麦」(他にはリンゴくらい?)。きっと朝早くからやっているお店がたくさんあるよね?とアテにして、ホテルでは朝食を摂らずに善光寺参り。
仲見世から表参道まで、いくつか蕎麦屋はあるものの、どこもまだやっていないなぁ、と諦め半分、でも諦めきれずにgoogle mapを開いてみると「9:00開店」の蕎麦屋を発見(あと10分!)。その名も「善光寺」という交差点の角地にある「かどの大丸」。
あぁ、確かにガラスの向こうで蕎麦を打っているお店があったなぁ、と思って向かったのですが、9:00になっても開く気配無し…お盆は開店時間も変わっているのかなぁ?と不安になりつつ粘っていたら、9:10分頃になってお店のガラス戸が空いて、無事入店。
明治~対象レトロっぽくまとめられた表参道商店街の店々と同様に、ここ「大丸」も「古き良きお蕎麦屋さん」といった感じ。都内に時々ある、妙に気取って高級ぶっている様なお店と異なり、とても親しみを感じられる、いかにも「門前にあるお店」といった風情ですが、なんと300年も続くお店だそう。
蕎麦は、色白の「更級」と少し浅黒い「ざる」の2種(もちろん天麩羅などのオプション付きや、暖かい蕎麦もあり)。もちろん両方ともいただきました(!)が、ともに細めで、喉越し良くスルリと入っていくお蕎麦で(特に更科は、すこしつなぎに山芋が入っているのかも?と思ったくらい)、ちょっとだけ甘めのそばつゆとともに、とても美味しくいただきました(更級とざるでそばつゆの味を少し変えている様にも思いました。が、気のせいかも)。
朝一で入ったので並ぶことなく、すぐに美味しいお蕎麦をいただくことができましたが、昼頃に通りかかった時にはもちろん行列。長野に来たのであれば、ホテルのバイキングとかコーヒー店のサンドイッチの朝食ではなく、ちょっと早起きしてお寺周りを散歩して、朝から軽快にお蕎麦を手繰ってみるのがいいと思います。
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