台北最終日はフライトが午後で、出発まではホテルの部屋も使えることがわかり、安心して市内観光。前日からの流れで屈指のパワースポットをめぐっていっぱいパワーを吸収して(特段「パワーが必要!」な状況にあったわけではありませんが…)、短いけど楽しい台北旅行を終えることができました。
まずはMRTを乗り継いで、台湾を代表するパワースポットといわれる「龍山寺」へ。熱心にお参りをしたり、集まって経文を読んでいるなど、単なる観光ではない人々が非常に多く集まっていることにビックリしました。
2018.12.29
艋舺龍山寺(★☆☆,台北)
台北旅行の〆はNo.1パワースポットとも言われる「龍山寺」 へ。台湾/台北を代表する寺院だけあって、美麗な装飾はもちろん、祀られている神仏...
その後、ちょっと足を延ばして「清水巌」へ。実は昨日行った「大龍峒保安宮」と龍山寺・清水巌で「三大廟門」と称されているそうで、ならば3つ目!となった次第ですが、他の2廟と比べると随分と小さく人影も疎ら。ちょっと格差有りすぎかも…
2018.12.29
艋舺清水巌祖師廟(☆☆☆,台北)
せっかく「保安宮」と「龍山寺」へ行ったので、「台北三大廟宇」制覇を目指して「艋舺清水巖」へ。他の2廟と比べて随分とコンパクトで、ビックリし...
無事3廟制覇してパワーに満ち溢れた(はず)後、まだちょっと時間があったので「茶芸」再チャレンジをgoogleマップにお伺い。中山駅にある「集客人間茶館 三越店」は「小さな橋や流水,石獅子が飾られた中国古典スタイルの落ち着いた雰囲気…」とのことで、また三越にあるのだからさすがに外さないだろう、と思い、台北旅行最後の思い出(!)を期待して訪問。
ところが、「三越店」と言いながら店は三越と別ビルの1F。店の扉が開いた瞬間「騒音(客の会話の声だけど、皆かなりの声量)。う~ん、と思いつつ店内に入るといきなりパウチされたメニューとマーカーを手渡され、完全に頭の中は「?」。どうやら自分が欲しいものをマーカーでチェックして注文するシステムらしい(特に外国人相手には有効とは思うけど、中国古典スタイルを標榜するお店がやることか?)。
また肝心のお茶は「ウーロン茶」とか「プーアール茶」という様な普通のものしかなく、普通にポットで出てきて増々「???」(小さな急須に上から熱湯を注いで、なんてシーンは欠片も無し)。
改めてwebでチェックしてみると「集客人間茶館」は「台湾風ファミレス」という評価の方が一般的な様で、完全に店の選択ミス。う~ん、やはり下調べは大切。
そしてホテルに戻って添乗員さんのお迎えで松山空港へ。バスの中で「小さな飛行場ですから」と言っていましたが、確かに滑走路は1本だけで、日本の地方飛行場並みかも。国内線・国際線の両方が運行し、さらに空軍も共用しているとのことですが、ざっと見ると国際線は中華系を除くとANA・JALくらいの様。後で調べてみると、新空港開港に伴い国内線専用にしたら利用者が激減してしまい、その後ANA・JALと続いて韓国系が就航した、という経緯とのこと(観光客にとっては中心部から近いので嬉しい)。
展望デッキから見た空港はなんとなく「古めかしい」感じ。そして、ずっと電話で誰かと話をしながら滑走路上をビデオで狙い続けている男が一人(そばには若い女性もいたかも)。おぉっ?!スパイか?とも思える光景ですが、あまりにも大っぴらに撮っているので、何か別の理由なのでしょう(とても飛行機が好きなのか、カラオケなどのビデオ素材にするつもりか、あるいは有名人がやってくる、とか)。いずれにしても、どうやら往路の機内で言われた「写真は…」は、聞き間違えだったのかも(でも日本人CAが日本語で言ったんだよなぁ)。
一方で出国手続き後の待機エリアは新しめで白基調の明るい広々スペース。発着便は多く無いので混雑少なく(その分、並んでいる免税品店の店員さん達は皆ヒマそうだったけど)、ゆったり快適。
特に遅れも無く定刻通りに機内に案内され、ヨーロッパからの帰国便で見られる「お土産抱えたツアー客による手荷物スペース争奪戦」もほとんど無く、そのままスムーズに離陸。
今回は残念ながら天気に恵まれず、中途半端に終わった場所もありましたが、当初思っていたよりもかなり楽しむことができました。
日本から近いし、だいたい様子も掴めたし、まだいろいろ楽しめる場所も多そうなので、ぜひ近いうちにまた訪れたいなぁ、と思いながら、無事帰国。
コメント