台北旅行(3日目)

お出かけ

 旅行も後半、3日目のメインイベントは「故宮博物院」。ただ内容は(勝手な)想像とはちょっと違って(半分)拍子抜け。その後街中を少しうろついた後で夜は「京劇」観劇。「古い中国」文化に触れた一日でした。

 「故宮博物院」は今回「必ず行きたい」と思っていたのでオプショナルツアーを申し込み。今までとは様子が異なり観光バスとJTBマークが入った上着を着た添乗員さん(故宮専門だそう)に連れられて、一路故宮へ。
 その後2時間弱、重要なもの/貴重とされている収蔵品を見ましたが、正直な感想は「ここは博物館でも美術館でもない」。強いて言えば「工芸品展示場(技術館でもない)」。もちろん並んでいる品は「スゴイ」のだけど…

 ツアーはその後場所を移して30分の「ショッピング(!)」が組み込まれているのですが、私たちは現地で離脱して隣接するレストラン「故宮晶華」へ。目的は「故宮収蔵品を模したコース料理」。中には「これは…」と思うものもありましたが、総じて味も見た目も「素晴らしい」の一言。店の雰囲気含めて贅沢な時間を満喫。

 ツアーを途中離脱したため、自力で市中への戻る途中、今までとは少し趣向を変えて、「孔子廟」へ立ち寄り。
 時々小雨がパラつく中、なぜか自動車やバイクの修理工場が並ぶ(しかも個人営業サイズの店ばかり)通りを進んだ先にある孔子廟は、微かに記憶に残る湯島聖堂とは異なり、色彩豊か。想像よりも広い廟内は緑が多く、落ち着いた佇まいにホッと一息。

 孔子廟を出た先にも同じ様な建物が見えたので回ってみた先は「大龍峒保安宮」というお寺。こちらも孔子廟同様色彩豊かで、祀られている神様(仏様?)は、街のあちこちで見かけた「個人持ち(と言ってた)仏様」同様にキンキラ金。お供え物を備えながら熱心にお参りしている人もいて、あまり邪魔しない様に早々に退散。

 一旦ホテルに戻ったあと、台北戯棚で京劇観劇。台湾の伝統芸能を知ってもらおう、という目的で運営されている観光劇場だそうで、演目はおなじみ「西遊記」の一幕。しかも横のスクリーンに英語と日本語で字幕が表示される親切さなので、「何が何だかわからん」という様な状態になることなく楽しめました。

 一日盛りだくさんであちこち歩き回りって疲れてしまい、また時間も結構遅めだったので、夕飯は通りで適当に買って帰ることに。さすがにコンビニご飯は残念過ぎるので、昨晩歩いた一角で見かけた土地の人達がワイワイ群がっているお店で台湾B級グルメの代表格「魯肉飯」を購入。中途半端に日本語が混ざりつつも良くわからない会話を店のオバちゃんとしつつ、麺と揚げた鶏も合わせて購入。
 途中コンビニでビールを買って、ホテルの部屋で遅めの夕食。こういうものなのか(あるいは足元を見られたのか)、魯肉飯はご飯がべちゃべちゃで、かかっている肉そぼろっぽいモノは脂身ばかり…これは寝る前の体には優しく無いし、そもそも美味しくない…と諦めて、まぁお昼ご飯は美味しいものを食べられたからいいや、と思いつつ、おとなしく就寝。

hisashi

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長年の間にあちこちの引き出しに少しずつ溜まったガラクタを ただただ、適当にひっくり返して並べてみました。

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