日本では道交法で自転車への装着が義務付けられている「呼び鈴」。amazonを覗くといろいろなメーカー製のものがありますが、基本構造はどれも同じ「ドーム型の鐘を叩いて鳴らす」もの。ドームを極力小さく作ってあるものもありますが、どれもあまりロードバイクにはつけたくないものばかり…
その中で唯一異彩を放っているのがKnogのベル「Oi」。kickstarterで資金を集めて売り出したベルの音源は、幅1cmくらいの円筒形を半分に切ったもの。ちょうどハンドルバーに被さるカタチになるためとてもコンパクトで目立たず、でもしっかりベルとして成立する音量と澄んだ音を実現。もう「これ以外のカタチは考えられない」と思えるほど溶け込んでおり、まさにアイディアとデザインの賜物。
唯一の弱点は、鐘部分の取り付け構造の脆弱性。多分、鐘を細い半円筒にしてなお音量を確保するためにはフローティング構造にするしかなかったのだろう、と想像しますが、そこが構造上の弱点になってしまい、多少手荒に扱うと折れてしまいそうな不安感。
amazonを覗くと既に似た形状の”偽物”がビックリするくらい安価で氾濫していますが、たいていはこの取り付け部分がポッキリ折れて、終了してしまうそう。
いずれにしてもロードバイクにつけるものは「カッコいい」ものばかりであるべきなので、速攻で2個購入してintensoとTartarugaの双方に装着。う~ん、カッコいい!
knog Oi BICYCLE BELL LARGE BLACK 2,484円(amazon)
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