最初にパソコンを買った時は高校生。プログラムを組めば全てが思い通りとなり、その限界も自分次第、という世界にすっかりハマってしまった。パソコンは自分にとって「夏への扉」そのものだった。
やがて、いつのまにかパソコンは仕事で使う道具となり、日常使う道具となった。「自分で作るプログラム」から「買って使うソフト」になり、毎日パソコン無しではいられなくなったけど、一方でパソコンはただのツールになってしまった。
でも、パソコンがあるおかげで知ることができたものはいっぱいあるし、パソコンがあるおかげで生み出せたものもいっぱいある。
だから「ただの道具」って簡単に片づけたくない気も、ちょっとする。
2022.11.10
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MouseComputer Luv MACHINES mini 90B
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2007.06.29
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SSはあいかわらずHDDが小さく使用に耐えず、Let’s Noteは「薄いフリ」をしているだけのインチキ・マシン(背面に飛び出したBATT部分の厚みは40mm以上!)で選択の対象にもならず、MuramasaはCPUが非力。そんな中でLaVie Jは性能はキッチリ向上しつつ必要なモノは一切削減しない、という正常進化を遂げており、2年経っても「ベスト・モバイルPC(オンリーワン?)」でした。
安く上げるためNECの直販サイトで不要なものを全て外した結果、市販モデルを安売り店で買ってポイントをもらうよりも、さらに安く購入。満足度の高さも先代譲りで何の不満も無し。が、その後会社の支給PCがノートPCに変更になって持ち歩くようになり、この新しいLaVieは自宅専用機になりました。
LaVie Jでは力不足だったので「安くてそこそこ強力なPC」を探し、EdiCubeを選択。チューナーボードとMPEG2ハードウェアエンコーダを備えるいわゆるテレパソですが、内蔵エンコーダで録画すると何故かコマ落ちが酷く、また通常の操作中でも急に反応が鈍くなることが多々あるトホホマシンです(安く売るために激安パーツで作ってあるでしょうから仕方ないか)。
リビングルームで「HDレコーダで録画した番組のDVD書き出し専用機」として活躍しましたが、その後あまりTVを見なくなったためDVD書き出し用途が減ったこともあり、引っ越しを機に引退。
コストダウンのためか端子類のカバーが省略され、筐体も樹脂の生地色そのままの部分が増えているなど外観デザインは多少後退し、「持っていること自体を嬉しく」感じるマシンではありませんでしたが、パソコンとしてはキッチリした仕様で作られており、使っていて全く不便さを感じない満足度の高いマシンでした。
Windows時代になってからのNECは「性能二流価格一流」というイメージが強かった(関係者の方ゴメンナサイ)のですが、サブノートのLaVie Mはかなりバランスがとれた機体にしあがっていました(ちょっと505を意識しすぎの感はあるが)。
ちょうど海外出張が頻発した時期だったので世界中を持ち歩き、非常に重宝しました。しかし「NECなら安定性は大丈夫だろう」という思いは残念ながら裏切られ、初期設定時点から何度かハングアップしてしまい先が思いやられましたが、やがてなんとなく安定しました。
ドライブ類を躊躇無く外付けにしてマグネシウム合金を多用することで実現した厚さ20mm弱の筐体は、その薄さも、形も、色も、そして手触りまでもが「見事」の一言につきる芸術品。ハコを開ける瞬間からワクワクし、もうとにかく持っていることが嬉しくて、いつも持って歩きたい、いつも人に見られていたいパソコンでした。
とにかくSONY製品らしい魅力たっぷりでしたが、その反面「脆さ」もまたSONY製品並で、結構ハングアップしたりトラブルにも泣かされました。それでも、今でも一番好きなPCかなぁ。
LibをPDA的に使うためレジューム機能の無さを残念に思っていたので、ここで乗り換えを決意。その後「SS475よりもパワフル」であることに気づき、メイン機としても活躍。また引退後はGPSアンテナをつないでカーナビとしても、かなりの間活躍しました。唯一の弱点は「液晶がTFTではなかった」ため汚い、ということでしたが、それ以外はまずまず満足の一品。
基本的には母艦(メインPC)とシンクロさせた出先での「ビューア」としての機能を期待していたのですが、慣れるとあの小さなキーボードでもちゃんと両手でタイプできるようになり、結構出張先でのレポート作成などで重宝しました。
また熱狂的リブラーの間では、つるつる滑って使い辛いリブポイントに丸く切った紙ヤスリを貼り付けたり、僅か270MBのHDDを無理矢理大容量タイプへ換装するために裏ブタを切り取ってしまう「裏切り」など、多くのワザが生まれました。
同時に東芝はB5ファイルサイズのサブノートと言われるジャンルを開拓し、Windows95を載せたSS475を発表。充分に使えるスペックで驚異的に小さい筐体は魅力たっぷりで、少々高めではありましたが迷わず購入。
会社でもLAN接続したWindows95マシンで電子メールやスケジューラ,ファイルサーバーを使ってドキュメントを電子データのままやりとりすることが当たり前へと変わり、その結果「世界中の拠点で全員が同じソフトを使う」ことが重要なポイントへ。そのため日本語の扱いには多少難はあってもMicrosoft Office95が事実上の世界標準ソフトとなり、長らく日本のスタンダードとして君臨した一太郎は、以後凋落の一途を辿ることに。
大学4年の私は平日はアルバイトで忙しかったので、てっとり早く卒論をあげるためにVM2と太郎を購入し、支払うためにまたバイトに励む、という生活をしていました。そしてアルバイトの片手間(!)にスパコンで流すシミュレーションソフトのデバッグ,結果の図化,論文作成を全てこのVM2で無事こなし、修士課程合格直後に友人から「お前は週1日しか学校へ来ないくせに、さらに2年も通うつもりか」と叱られた、いわくつきの1台です。