野毛山徘徊の二件目。
腹ごなし&酔い醒ましを兼ねながら横丁まわりを歩き回り、改めて店の多さにビックリしつつ、そろそろと思っているところでこじんまりしたお店を発見。特に目立つ看板も無い小さなお店だけど、なんとなく気になって店内へ。
間口は僅か一間ほど。奥行きも多分4間ほどで、カウンター8席のみと小さな店ながら白を基調に小綺麗に設えられたお店、「松澤ワイン食堂プチ」。オーナー兼シェフのオリジンはポルトガル料理だそうで、魚介系のシンプルな料理とワインが売りの様。店の奥壁はワインセラーになっていて品揃え豊富で値段も手頃。
開店してから1年半ほど、店内の白壁をパートナーの絵本画家(だそう)が直書きした絵(半分はまだデッサン途中)が占め、オシャレな隠れ家感一杯のお店です。
お薦め料理もワインも美味しくて、気分良くゆったり過ごしているうちに、そろそろ動物園に行くには手頃な時間に。でも、まだ食べたい料理があり、またお店の雰囲気も立ち去り難く、結局Night Zooは断念してそのままお店で飲み続けることに。
店主も気さくで、また数人の常連らしきお客さん達との関係も良い様で、海老名にあったら間違いなく通ってしまうお店の一つになりそう。唯一残念なのは、一つ々々の料理が割と凝っている分どうしても調理に時間がかかり、料理の出が遅いこと(ずっと手を動かしている感じではないので、単に火を通すなどの作業に時間がかかっている感じ)。またその影響もあってか客対応も遅れ気味で結局オーダーした一皿は来なかったり。
お店もメニューも悪くないので、客の回転スピードに合わせた調理方法や、使える時間から逆算してメニューを用意するなどの一工夫が入れば、さらに洗練された大人の隠れ家になりそうな期待大。
残念ながらNight Zooには行けませんでしたが、夏の夜を満喫した1日となりました。
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