2年前にモンブランを買ってくれた母が今度はツレに「買ってあげなさい」と言ってくれたので、2年振りに神田の「金ペン堂」へ。その時買ってもらった146は今でも自分の宝物になっているので、やはり今回もモンブランかなぁ、でも女性の手にはちょっと太いかなぁ、と思いながら、ツレとともに神田へ。
万年筆がズラリと並ぶ棚を見た瞬間に違和感。あれ?以前はズラリと誇らしげに並んでいたモンブランが無い...隅々までじっくり見ても、やはり無い。
で、お店の奥様に伺ったところ「モンブランを扱うのはやめた」とのことで、さらにビックリ。金ペン堂のペン先は一本々々ペン先がしっかり調整されていて、驚くほど書き味が良いのが特徴なのに、モンブランはこれを「改造」ととらえてやめる様に言ったり、さらに修理用の部品供給を断つなどがあったそうで、扱うのをやめたとのこと。そう話してくれる奥様の様子が悔しそうだったのが実に印象的でした。
#こちらによると、私が2年前にモンブランをここで買うことができたのは、本当に非常にラッキーだったとしか言い様が無い…
で、そのままさらに奥様にいろいろ相談しながら最終的に選んだのは、ペリカンのスーベレーン。ペン軸の太さからM450のバーメイル/トートイスを選択。若干短い分キャップを重めにして全体のバランスがとられているため、きちんとキャップを尻に刺して使うと実にイイ感じ。
なおインクは黒がいい、と言ったらモンブランの黒を薦めてくれました。
残念ながら自分の万年筆ではないので書いてみるわけにはいかず(やはり万年筆は個人々々でクセをつけていくものだから…)、でもちょっとだけでも試してみたいなぁ…などと思いながら、自分の146を取り出して、意味もなく落書きして満足。
Perikan,Souveraen M450 金ペン堂調整品 69,930円
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