秋の湘南(Tartaruga:63.7km/4,086km)

水のある風景

 線状降水帯という耳慣れないコトバとともに突如やってきた大雨被害が一段落(幸い、会社〜自宅まわりはそれほど降らなかったけど、予定していた栃木出張は高速道路閉鎖もあって、中止)。ビックリするほど晴れ上がった空の下、普段とはちょっと気分を変えてTartarugaで出発。案の定何箇所か、泥の流出により走行不適(道がふさがれているわけでは無いけど泥の跳ね上げがイヤなので通りたく無い)なところがあって砂利道などへ外れざるを得ないところがあり、サスペンション付車体のありがたみを体感しつつも順調に相模川西岸を南下することに。

 家を出てすぐ、相模川を渡ったところで何やら人の群れ。なんだろうと思って見下ろした河川敷にはパトカーが一台。あれ?事件?と一瞬思うことはなく、赤色灯にはカバーが掛けられ、車体側面には千葉県警の文字。どうやらロケが入る様。

 走り始めてすぐに感じたことは、空の色がいつも以上に綺麗なこと。そして、体に感じる風がサラッとしていること。さすがにあれだけ大量の雨が降ったからか大気中の湿気はすっかり流されてしまった様で、自転車で走っていて実に気分爽快。

 茅ヶ崎についてみると、今までとは比べ物にならないくらい大勢のランナー、ジョガー。湿度が下がって熱気も和らいだことで走りやすい季節が来たからか、走りたい人がグンと増えた様。
 そして海岸から見える景色にも明らかな変化。今まで遠くに白く霞んでいた江ノ島が、クッキリ、ハッキリ、細かいところまで見通せて、また沖合に霞んでいた烏帽子岩もクッキリ鮮やか。やはり空気が澄んでいるのでしょう。

 爽やかな風を感じつつ軽快に進んで江ノ島海岸。OCR1とはポジションが違うからか、普段とはちょっと違う場所の筋肉が張るんだな、などと感じつつ、折り返し。

 あれ?っと思ってよく見ると、なんと引地川河口から烏帽子岩が見えている!何度も、何年もここを走っているけれど、ここから烏帽子岩がこんなにくっきりと見えたことってなかった気がするなぁ、とビックリしつつ、その烏帽子岩に向かって海岸沿いを西へ向かい、そのまま帰途へ。
 前週は夏の終わりを感じ、そして今週は秋の始まりを感じ。季節の移り変わりが体感できる、自転車ってやっぱりいいなぁ、と再実感。

 ちなみに3時間ほど経って戻ったら、ロケの真っ最中でした。ロケバス以外に移動式トイレ、ケータリングサービスなどがズラリと並んでました。TV屋さんも大変だなぁ。

hisashi

hisashi

長年の間にあちこちの引き出しに少しずつ溜まったガラクタを ただただ、適当にひっくり返して並べてみました。

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