軽井沢に別荘を持っている知人に誘われて、1日会社をサボって2泊3日の軽井沢の旅。数年前に行った時はちょうど紅葉の真っ盛り、美しい風景を楽しむことができましたが、今回は王道の避暑地、高原で過ごす日本の夏。
平日とはいえ夏休み。そこそこ道は混むだろう、と予想しつつ、でも別に軽井沢で特別行きたい場所があるわけでもないので多少のんびりめで家を出発。圏央道から関越まで、車の量自体は普段の日と変わらない感じがする一方で、SAなどで見かける人達はあきらかに「夏休みモード」の人が多く、結果としてクルマの流れはなんとなくギクシャク、走り辛いなぁと思いつつもまぁまぁ順調。
長野道に入るとアップダウンが多いからか、「普段走ってなさそうな人達」の周りでクルマの動きが滞り始めたものの、渋滞には至らず無事軽井沢到着。
まずは散歩がてら、軽井沢アウトレットへ。キレイな芝生をとりまきゆったりレイアウトされたアウトレットは、広々としていてとても気持ちが良いスペース。屋根がついたウォークスルーに沿って店が並ぶレイアウトのためずっと日陰を歩くことができ、従って涼やかな風の中をのんびりウィンドウショッピングできるのは、さすが軽井沢ならでは(例えば御殿場だと日向を歩かされるところが比較的多く、また日陰でも軽井沢ほどは涼しくない感じ)。
またお店も食器類や生活小物を集めるところが複数あって、他のアウトレットの「洋服ばかり(しかも女性もの)」の雰囲気とは一線画している様に感じます。
途中お茶を挟みつつ散歩を楽しみ、ついでに知人宅へのお土産を買ってから、ホテルへ移動。
今回は「温泉(残念ながら自家温泉ではなく鬼怒川からの輸送)」の文字に惹かれてリブマックスリゾートを選択。メイン通り沿い、ちょうど軽井沢駅と旧軽の間くらいに位置する便利な立地。そのかわり思っていたよりは随分とこじんまり。
パティオをイメージしたのではないか、と思われる空間を囲むコの字型、3階建の建物はエレベーターが無くて、また「温泉」はただの風呂屋っぽいイメージ。せっかくのパティオスペースには「スパ」とか「日帰り温泉」とかって壁一面に広告が張り出され、まぁまぁ全体としては残念なイメージ。本当だったら1Fのレストランでは、パティオで夕涼みしている客相手にビールやタパスを出して賑わう、という雰囲気にしたかったのだろうになぁ…
夕飯は、旧軽中心部で見かけたドイツ料理屋さん、キッツ・ビュールへ。大通りに面して建てられたお店は、軽井沢らしく壁一面を開放してオープンテラスの雰囲気。外向きのテーブル席は、料理など店員さんが一々店の外に出て低いフェンス越しにサーブしてくれる、という不思議な作り。夕暮れが近づいた軽井沢は車通りも少なく、心地良い風と柔らかい街の雰囲気を感じつつ、ドイツビールを堪能。
さすが専門店だけあってビールの品揃えは豊富で、また料理も凝っていて見た目含めてイイ感じ。特に「セロリの根」を使ったというサラダとか、今まで聞いたことがない料理なども美味しく堪能することができました。海老名にあったら間違いなく通うのになぁ…