ずっとXP&office2000で押し通してきた会社配布PCがある日「Global全社標準機に入れ替えてホワイトカラーの業務効率向上を一気に実現します!」という触れ込みで更新を宣言(今になって思うと、単にXPの保守切れに伴う措置の様)。先行配布された部署から洩れ伝わってくる(良からぬ)ウワサに耳を塞ぎつつワクワクしながら待った後に届いたのがDELL EliteBookなる見慣れぬPC。
Mobileタイプとして提供されたハズなのに質量1.7 kg,厚さ30mmの無骨な筐体(しかもご丁寧に6セルバッテリが飛び出してる)は笑い話しでしかなく、また中味はWin7&office2010という相変わらずの旧品狙い…
#世界一括調達を盾にしてメチャメチャ叩いたんだろうな。
中味(ソフト)には手を出せない(セキュリティがガチガチ)のでせめてもの抵抗として一部で盛り上ったのが「軽量化計画」。もちろん本体を削るわけにはいかないので狙いは6セルバッテリと、本体以上に大きくて無骨なACアダプタ。
どちらもサードパーティー製が簡単に見つかるだろう、と思ってAmazonを漁って見たけれど、この面でも超マイナーぶりを発揮。散々探した挙げ句、3セルバッテリは純正品を「保守部品」として入手、ACアダプタも純正の「トラベル用」なるものしか見つからず、とても高価につきましたが致し方無し、の体。
もちろんここまでやっても軽量化効果はごく僅か。さらにRAM増設までやって、ささやかな抵抗は終了。その後ずっと我慢大会が続いています。
(その後の顛末) 結構出先でPCを無くす人が多いらしく、業を煮やして「持ち出し手続きの厳格化」が発動。面倒臭くなったのでスッパリ毎日の持ち帰りをやめたらカバンすっきりで実に快適。
(その後の顛末2) あまりにも不評だった様で、薄型機への交換が開始されました、ただし対象は「偉い人」だけ。こんなところに身分差別が。やれやれ。
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