夏休みに車で長崎往復。さすがに“一気“は辛いため復路の中継地点として姫路を選択。昔から「白鷺城」にはぜひ行きたいと思っていましたが、特に今は大天守の保存修理工事をやっており、その様子は二度と見ることができないので迷わず決定。
長崎で夏休みを過ごして「明日は姫路」という日の夜、とりあえず場所を確認しておこうと思って姫路城のホームページを見てみると「予約」の文字(しかも「2日前まで」)…でも今さら宿泊地を変えることもできないし、まあ外観だけでも見られればいいか、と思って予定通り移動。
夏にしては珍しく(もしかしたら瀬戸内は珍しくないのかも)霞もない真っ青な空の下に広がる姫路城はさすがに優美。広々とした廓を囲む城壁や櫓の瓦が白く輝き、まさに「白鷺」。それだけに大天守がすっぽりと覆いを被ってしまっているのがとても残念で、でもなんとかならないかなあ、と淡い期待を抱きつつ「天空の白鷺」と名付けられた復元現場へ。
幸いにも「予約」はTDRのFAST PASSの様な仕組みで、当日ラインは追い越されはするものの30分ほどで入館(もっとも帰る時にはビッシリだったので、早く来たのが良かった様)。エレベータで上った先に(もちろんガラス窓越しだけど)目の前に広がるのは修復直後の壮麗な瓦屋根。白く輝いて見えるのは実は真っ白な漆喰が盛られているから、ということが良くわかります。しかも全て手作業にもかかわらずビシッと揃ったカタチはさすがの職人芸。
その美しさにしばし見惚れた後、軽く城内を一周。振り返って見る城郭はやはり美しく、修復が完了して天守のカバーが外れたら必ず来よう!と思いながら見学を終了し、帰路へ。
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