天照大神の対極とも言える大国主大神を祀る「出雲大社」は境内のあちこちにウサギがたくさん。やはり一般的なイメージは「国造り」とか「国譲り」よりも「因幡の白兎」なのでしょうか。
全体的に「森に包まれている」イメージが強い伊勢神宮に対し、出雲大社は周囲は林で囲われているものの、本殿まわりは開けていて、その立派な木造りの本殿などをしっかり見ることができ、伊勢神宮とはまた異なる壮麗さを感じることができます。
参道を進んだ先にあるのはもちろん有名な「巨大な注連縄」が吊るされた拝殿ですが、これ含めて全ての社が茅葺屋根ではあるものの木でしっかり組まれた建物であるあたりも、伊勢神宮とは異なる雰囲気。太陽の化身である天照大神の伊勢神宮の方が「陰」っぽくて、国を譲った(服従させられた?)大国主大神の出雲大社の方がどこか「陽」っぽく感じてしまうのは、何か不思議(こんな風に感じるのは私だけ?)。
そして、これら社以上に「陽」っぽく感じてしまうのが、境内のあちこちに散らばる「ウサギ」の石造。多分大社が設置したものだけでなく信者が納めたものも多くあるのでは、と思うのですが、その数66体とのこと(公式ホームページによると)。そもそもウサギは「悪知恵を使おうとして失敗したズルい動物」のはずなので、これだけフィーチャーされていることには違和感を感じ無くも無いですが、それよりも「そんなウサギを癒してあげた心広い大神様」の象徴として、なのでしょう。
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