杉田梅林散歩

四季

 杉田周辺が実は梅の名所だったことを知り、天気も良かったので梅散策。京急杉田駅からぐるり1周,3km弱ののんびり散歩を楽しみました。

(more pictures)

杉田八幡宮
牛頭山妙法寺
杉田梅林ふれあい公園・梅林小学校

杉田八幡宮

 最初の目的地「牛頭山妙法寺」に向かって街中を歩いている途中、遠くに見えたので「ここかな?」と思って辿りついた「杉田八幡宮」(よくよく考えてみると、鳥居が見えたのでお寺であるはずがないのですが…)。

 残念ながら境内には梅の木は無く、ガッカリして振り返ったら少し離れた駐車場になかなか風情ある梅。どなたかが立ち寄られたという石碑もあって、きっと何か謂れのある場所なのでしょう。

牛頭山妙法寺

 続いて毎年梅まつり会場になる「牛頭山妙法寺」へ。境内のあちこちに配されている白梅はさずがにどれも立派な枝ぶり。今年の梅まつりは1週間先なのでまだ2~3分咲といった感じですが、近寄ると良い匂いを漂わせていて、もう春はすぐそこ、という雰囲気。
 奥の方には数本の紅梅が植えられていましたが、こちらはほぼ満開。梅まつり頃には少し萎れ始めてしまいそうな感じでもあり、タイミング的には今日で良かったかも。

 ここには仁王様を二人も背負った人の石像(ここを開かれた日荷上人の像で、健脚のご利益があるらしい)や龍の彩色画が天井に書かれた鐘楼など、ちょっと変わったものもある、なかなか奥が深そうなお寺でした。

杉田梅林ふれあい公園~梅林小学校

 続いて街中を歩いて「杉田梅林ふれあい公園」へ。名前的にきっと「杉田梅園」の一角だったに違いない、と思われる公園は、地図では分かりにくいのですが切り立った崖の上、根岸湾沿いの施設類などを見通す高台に位置しています。
 「梅のある公園」からイメージする和風庭園とは全く異なり、滑り台とブランコがあるシンプルな町中公園。ただしズラリと並ぶ梅の木は遮るものが無いので日の光を一杯に浴びて大きく育ち、既に紅梅は満開、白梅も5分咲き。

 これが桜だったら間違いなく花見の宴席がビッシリ、と思うのですが、こちらは散歩している人が数人いる程度。割と駅から遠いし、まだ少し肌寒いし。でもおかげでゆっくりと青空に映える梅と匂いを楽しむことができました。

 その後杉田駅まで、別のルートを通って帰ろう、と思って隣接する小学校の方へ廻りこんでいったら、普通は桜が植えられているであろう場所に梅の木がズラリ。特に道沿いは、はみ出さない様にこまめに手入れされているせいからか、逆にすらりと伸びた若い枝に多くの花が先揃っていて、なかなか見事。
 そのものズバリの「梅林小学校」は、さすが桜ではなく梅の木が主役の学校の様。

 ただ考えてみると梅が咲き誇る2月中旬というのは、何か学校生活の節目としては微妙なタイミング。やはり卒業・入学の節目に咲く桜の方が小学校には似合うこと間違いなし、と思うのですが、梅林小学校を名乗る以上はそれに流されずに梅を守っていく使命があるのかもしれません。

hisashi

hisashi

長年の間にあちこちの引き出しに少しずつ溜まったガラクタを ただただ、適当にひっくり返して並べてみました。

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

カレンダー

2025年3月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031  

過去の日記

TOP
CLOSE