明治~昭和初期の横浜周辺の様子に興味があるツレに誘われて、市バスに乗って市電保存館へ。今はこれを見て「懐かしい」と思う人は少ないと思いますが、横浜の昔を伝える貴重な施設の一つです。
バスを降りてそれらしい場所についたものの古そうな公団住宅(あるいは市バスの社宅?!)があるだけで「どこ?」と思ったら、その1Fが保存館でした。
中には多数の市電(いわゆる「ちんちん電車」)が立ち入り自由の状態で保存されており、その時代の人や鉄分多めの人にはかなり嬉しい場所なのだろうと思いますが、それとともに横浜開港からの街の変化が年表や写真・古地図などとともに整理・説明されていて、個人的には(ツレも)こちらの方が興味大。
奥には交通関係の博物館らしく、鉄道のジオラマ。さすがに位置関係はかなり歪曲されているものの、スタジアムやランドマークタワーなど横浜市内のランドマークを配した中を電車が走り回るジオラマで、定期的に「横浜の地下鉄・バスを使った一日の暮らし」の様な動画が上演されていました。
が、個人的には「市内を縦横無尽に市電が走り回る昔の横浜」を再現した方が、ずっと興味深いだろうになぁ、と思います(車体模型を作るのは大変だろうけど、実機があるのだからラピッドプロトタイピングを使えば結構ラクなのでは?!)。
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