(やっと)青空とソメイヨシノ(称名寺★☆☆,金沢文庫)

四季

 やっとソメイヨシノが咲いたと思ったら曇天続き。開花後ほぼ初めての晴れ予報にガマンできず、平日ながら出社前に称名寺へ寄り道。葉桜になりかかっていましたがギリギリ間に合いました。

 久々訪れた称名寺。その最初の門を潜ってすぐにビックリしたのは、参道の立派な桜並木が丸坊主になっていること。差し伸べられていたであろう枝はほぼ全て切り落とされ、すべての桜が直立状態。老いて危険になったからなのか、あるいは周辺住民からの要望なのか、理由はわかりませんが桜の名所としての風情がすっかり台無しに(まぁ完全部外者の勝手な感想ですが)。

 池を囲む境内のあちこちに立つソメイヨシノはほぼ満開を思わせる勢いですが、よく見ると結構葉が出始めており、あと1週間は持たないかな、という感じ。今年は開花してからなかなか天候に恵まれずに晴天待ちをしている間に見頃を外しかけてしまった様。
 それでも緑の中に淡紅色の花が咲き誇る様は日本ならでは。最近はジンダイアケボノへの置換が推奨されているそうですが、その少しだけ紅が強めの花弁と比べてソメイヨシノの控えめで落ち着いた淡い紅の方が好ましく感じてしまうのは、自分が齢を取ったからかも(?!)。

 ここでは「サクラ越しに見える池にかかる赤い太鼓橋(反橋)」の写真を撮りたくなりますが、なかなか「ちょうど良い場所」に桜の木が無く、また午前中の早い時間は方角的に逆光となってしまうため、思う様なポジションを見つけることができませんでした。チャレンジするなら午後がお薦め。

hisashi

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長年の間にあちこちの引き出しに少しずつ溜まったガラクタを ただただ、適当にひっくり返して並べてみました。

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