サブ用デジカメ(Olympus PEN Lite)<退役>

カメラ

 最近OM-Dのレンズを一々交換するのが面倒になりiPhoneでの代用が急増。コレではダメだと思っていたら旧型のPEN Liteの中古を激安で発見し、サブ機として購入。でもファインダ無しでの撮影がこんなにしっくり来ないものだとは予想してませんでした。

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 時には「フルサイズが欲しいなぁ」と思いつつもマイクロフォーサーズのコンパクトさから離れられず、さらに弱点だった「ボケ」を克服してくれる明るい単焦点レンズを手に入れてからは、ほぼそのレンズばかり。
 比較的風景も多く撮るため9-18mm(18-36mm相当)の広角ズームも愛用していたのですが、最近は一々レンズを付け替えることが面倒になり、広角はiPhoneで撮ってしまうことが増えました。
 ただ私は撮影時にいろいろ調整するよりも「rawで撮って後から調整」が基本なのでiPhoneのjpegでは調整代に限界があるし、当然画角も固定(13miniなので広角・超広角の2段階)なのでフレーミングがいい加減になってしまい、できあがった写真を見てガッカリすることも。

 2台持ちしたいけど、ズボラをお金で解決するのもどうなのか…と思っていたら、10年以上前の機種ではありますがOlympusのPEN Lite(E-PL3)の中古が1万円を切る値段で出ているのをamazonで発見。しかも「新品同様(目立つ傷無し)」の表記。これならレンズが使いまわせるし、腐ってもデジイチ。でも、あまりにも安すぎるから本当は傷だらけなんだろうなぁ、と思いつつ、ダメ元で発注してみることに(amazonならあまりにも程度が悪い場合は「表記と異なる」という理由で返品できるからいいや、という安心感があったのは事実)。

 届いたPEN Liteはビックリするほど新品そのもの。箱は無かったけど付属品も全部揃っていて、もちろん正常動作。PENなのでファインダは無く、またストロボも後付け(標準添付だけど)で、でもその分本体は小さくて少し大きめのコンデジ程度。
 マイクロフォーサーズなので当然レンズはそのまま使える他、バッテリも同規格だったので、本当に本体以外は全て使いまわし可能で、これは想像以上に便利かも。

 ということでPENに9-18mmズームをつけて、さっそく試し撮り。手持ちのショルダータイプのカメラバッグにはカメラ本体2つ+レンズ3本が入って、まだまだ余裕(コンパクトなマイクロフォーサーズならでは、です)。
 さっそく近くの公園で梅を撮ってみたのですが、う~ん、なんか違和感。

 スイッチONから起動まで一拍あって、無意識にファインダを覗こうとして目の前まで持ち上げてから無いことに気づき、慌てて顔から離して液晶モニタを覗いて、画角を合わせて、ピントを合わせてやっと撮影。しかも10年以上前の機種だからか、晴天下での液晶モニタは非常に視認性が悪く、画角確認だけでも一苦労。
 また比較的コンパクトなマイクロフォーサーズとは言え、交換レンズをつけた本体を体から少し離して両手で保持する、という姿勢はかなりアンバランス。

 さすがにレンズをつけかえて、よりは簡単に撮れるものの、iPhoneの手軽さからは遥かに遠く、普通のデジイチと比べてもかったるい感じで、全くしっくり来ません。
 画角広めの単焦点レンズを付ければもっと手軽に素早く撮影できるのだとは思いますが、それだったらiPhoneにRAWで撮れるカメラアプリを入れた方がよっぽど快適の様な気がしてしまい…(とりあえず入れたけど)

 使っている内に慣れるのか、それとも安物買いの銭失いだったのか…でも今回感じている違和感の大半は「旧型機だから」ではなくファインダが無いタイプのデジイチ共通の欠点だよなぁ…
 なんてことを考えつつ、いまさらながらiPhoneってすごいなぁと再認識。

(その後の顛末) 結局「ファインダが使えない一眼」が全くしっくりこず、2回ほど試しただけでおそのままお蔵入り。

(その後の顛末2) そうは言っても「サブ機が欲しい」という熱は冷めるどころか増す一方で、結局新たに購入したOM-5が「メイン機」、今まで使っていたOM-D e-m10が「サブ機」になったため、Pen-Liteの出番は完全になくなりました。

hisashi

hisashi

長年の間にあちこちの引き出しに少しずつ溜まったガラクタを ただただ、適当にひっくり返して並べてみました。

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